多くのビジネスパーソンの支持を集める、登録者60万人超えの「サラリーマンYouTuber」、サラタメさん。
注目の処女作『真の「安定」を手に入れる シン・サラリーマン──名著300冊から導き出した人生100年時代の攻略法』は“鈍器本なのに、めちゃ読みやすい”と話題だ。
「仕事がデキない」「残業だらけ」「上司とソリが合わない」「転職したい」「老後のお金が不安」といった、人生100年時代を生きるサラリーマンの悩みを、まるごと解決してくれる本書から、その一部を抜粋して紹介する。
・投資初心者は、インデックスファンドの積立投資がオススメ
・ファンド(投資信託)とは、「いろいろな投資商品の詰合せ」のようなもの
・アクティブファンドより、インデックスファンドがオススメ
・積立投資は、「複利の力」と「ドルコスト平均法」がポイント
・初心者にはインデックスファンドがオススメだが、他の投資手法も目的によってはOK
なぜインデックスファンド?
そもそもファンド(投資信託)とは?
サラタメ:超ザックリいえば、「いろいろな投資商品の詰合せパック」みたいなものです!
〇メリット
・運用のプロにお任せするので、手間がかからない
・詰合せパックになっているので、分散投資になる
×デメリット
・運用のプロに任せる分、運用手数料がかかる
インデックスファンドとは?
マモル:ファンド(投資信託)の意味はなんとなくわかりましたが、インデックスファンドって何ですか?
サラタメ:株価指数などに連動した運用を目指すファンドのことです。アクティブファンドと比較されることが多いですが、インデックスファンドのほうがオススメです!
マモル:あまりよくわかっていませんが、なんとなく指数※を上回ることを目指すアクティブファンドのほうが、儲かりそうじゃないですか?
サラタメ:そう思いますよね(笑)。ただ、景気をバッチリ予測して運用するなんて誰にもできないので、結局、指数を上回れないケースが多いんです。さらに手数料も高い……。
マモル:アクティブファンドは一応、頑張って上回ろうとする分、手数料が高いんですね……。
サラタメ:そうなんです。なので、結局は手数料が低く抑えられる「インデックスファンド」のほうが、投資パフォーマンスが高かったりするんです。個人的にはインデックスファンド一択かなと思います。
※指数とは?
市場のモノサシのこと。ニュースでよく聞く「日経平均株価」「ダウ平均株価」などの株価指数をはじめ、「債券指数」「REIT(不動産投資信託)指数」「コモディティ指数」などがある。