生きていれば、不安や悩みは尽きない。寝る前に考え込んでしまって、眠れなくなるなんてことも……。そこで参考にしたいのが、感動小説『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』(ダイヤモンド社)だ。
ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉の数々。とても読みやすいオムニバス形式の8つの物語は、気づかぬ間に心の荷物を抱え込んで苦しくなったとき、そっと心の荷物を手放すための優しい言葉を授けてくれる。
voicy「精神科医Tomy きょうのひとこと」の心がスッと軽くなる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日がラクになる!

【Twitterフォロワー30万人超の精神科医が教える】<br />新しいことへのチャレンジを踏みとどませる<br />たった1つの壁とは?

新しいことにチャレンジすると得られること

きょうのひとことは、「人に認められなくてもいいじゃない」

いろいろな経験を積めば積むほど、新しいことへのチャレンジ、未経験の世界に飛び込もうとするのは、勇気がいります。誰しも、これまでやってきたことの延長線上で行動していたほうがラクだし、経験があるだけにそのほうが成果も得やすいでしょう。

アテクシはいま40代半ば。ある程度、経験を積んできた年代でもありますが、新しいことへ貪欲にチャンレンジするようにしています。ブログをはじめたこともそうですし、その後、Twitterをはじめ、音声メディアのVoicyもはじめ、小説の執筆にもチャレンジしました。まだ秘密のこともありますが、ほかにもチャレンジしていることがいくつかあるんです。

新しいことをはじめる前には、その分野をネットや本、知人・友人に話を聞いたりして下調べをしますが、新しいことをとり込こもうとすればするほど、まだまだ知らないことばかりだということに気づかされます。

毎日同じことのくり返しになりがちなのは

新しいことをはじめるきっかけは、自分が見聞きしたことだったり、人からすすめられたりといろいろあります。いずれにしても、いままで自分が知らなかったことを吸収できるというのは、それ自体がとても楽しいですし、次々と新たな気づきが得られます。一歩踏み出してみないとわからないこと、一歩踏み出したからこそわかることって、たくさんあるんですよね。

自分に余裕があって元気があるときに、こうして勇気をもって新しいことにチャレンジすると、もうそれだけでワクワクできますから、楽しく生きられるようになると思うんです(元気がないときには、無理やり新しいことにチャレンジしなくてもいいですから、自分を休ませることを優先してくださいね)。

一般的には年をとればとるほど、多くのことを経験してしまい、新しいことにとり組もうとしなくなりがちです。これまでの経験から、うまくいきそうなこと、いかなそうなことを敏感に感じとり、最初の一歩を踏みとどまる自分がいたりするものです。

そうすると、だんだんと毎日同じことのくり返しになりがちでもあります。

なぜ新しいことにとり組みにくくなるのか?

ところが、世の中にはまだ自分が経験していないことは、山ほどあります。もちろん、経験しようと思っても、なかなかできそうにないこともありますが、やろうと思えばできることも、たくさんあるのです。

人生には限りがあります。人生100年時代といわれますが、いつか死ぬことは確定しているのです。だから、自分の視野を広げれば広げるほど、いくらでも新しいことは転がっていますから、ぜひトライしてみてほしいです。

なぜ新しいことにとり組みにくくなるのか? あらためて考えてみると、日ごろの仕事などで疲れてしまって、「ほかのことに挑む元気がない」という人も多いです。だったら、人によっては、元気の出る範囲でもできることがあるはずです。

『精神科医Tomyが教える 心の荷物の手放し方』(ダイヤモンド社)にお悩みの解消法があります。