個人の頑張りに依存した「働き方改革」は間違っている
現在「働き方改革」の掛け声のもと、多くの日本企業が仕事の効率化や生産性向上に取り組んでいます。
しかし、そのほとんどは「個人が自分の努力で仕事の生産性を上げなさい」というものです。
はっきり言いましょう。
それは正しい働き方改革ではありません。
必要なのは、個人の頑張りに依存するのではなく、組織で時間を効率化する仕組みを作ることです。
いくら個人が頑張って作業スピードを高めても、部署間の連携がうまくいかなかったり、ダラダラと長いだけで結論の出ない会議が常態化していたりしたら、結局は無駄な二度手間や待ち時間が発生して、個人が長時間労働を強いられることになります。
組織の時間を効率化し、生産性を高める仕組みさえあれば、あとは個人が粛々と仕事をこなすだけで、最短の時間で最大の成果を出すことができます。
そしてソフトバンクでは、この仕組みが確立されていました。
だから組織全体で劇的なスピード成長を遂げることができたのです。