弘一さんが目指す酒は、クラシックとエレガントの調和。爽やかな香りと心地よい酸味、切れ味は、地元で揚がる魚介と抜群の相性だ。米は県産が9割で、県産イチゴやユズ、矢本蔵の隣の農園が育てたカモミールを使ったリキュールも発売し、地の酒を発信する。

新日本酒紀行「浦霞禅」純米吟醸 浦霞禅
●佐浦・宮城県塩竈市本町2-19●代表銘柄:純米吟醸 浦霞No.12、特別純米酒生一本 浦霞、純米大吟醸 浦霞●杜氏:小野寺邦夫●主要な米の品種:蔵の華、まなむすめ、トヨニシキ、ササニシキ、山田錦
新日本酒紀行「浦霞禅」千年の歴史を誇る鹽竈神社 Photo by Y.Y.