片づけのゆるふわ願望フレーズ(2)
「モノを捨てられる自分になりたい」

「モノを捨てられる自分になりたい」イコール「ダメな自分を変えたい」という思いが、片づけ作業に大きくかかわっていることは多いです。しかしながら、人はそう簡単に変わりません。何かきっかけさえあれば、雷に打たれたように自分は変われる…!といった幻想を抱いていると、あらゆる片づけ方法を試しては挫折を繰り返すことになってしまいます。

 そもそも、部屋の問題と自分の性格・性質の問題は全く別の話です。それを同一視するのは、やめましょう。変えるべきは「部屋や片づけの仕組み」であって、あなた自身ではありません。

「捨てて減らす」以上に「増やさない仕組み」を意識
 家に入ってきたモノを外に出していく行為は大変です。それなら、入り口を狭くして「モノが入ってこないようにする」に意識を切り替えてみましょう。例えば、下記の方法があります。

・シーズンの初めに買い込んでいたインナーをこの春は買わない
・100円ショップに行ったら目当ての商品以外は見ない
・割り箸やプラスチックスプーンはもらわない
・化粧品のサンプルは、すぐ使うモノ以外はその場で処分する
・玄関にゴミ箱を置き、チラシ類は家の中まで持ち込まずに処分する