この本は100万円以上の価値がある!」東証プライム上場社長で現役マーケッターである「北の達人コーポレーション」木下勝寿社長が絶賛。大きな話題となっている一冊の本がある。それが、コピーライティングの第一人者である神田昌典氏が25年の集大成『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』だ。スマホ時代に完全対応し、従来のコピーライティング書の常識を凌駕する本書のポイントを抜粋して紹介する。

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究極の「誰が・何をして・どうなった?」
を見出すPMM

 我々が開発した「PASBECONAテンプレート」にあてはめていけば、LPの体裁はできあがる。

 LPがないまま販売するのは、営業マンなしで売ろうとするようなものなので、簡単にLPがつくれるのは大事なことだ。

 一方、売上をさらに伸ばすには、LPの訴求力を上げることが必要だ。

 そのためには、PMM=「誰が・何をして・どうなった?」をより深く掘り下げていくことがポイントとなる。

 深く掘り下げることで、ターゲット顧客の心の琴線に触れる「刺さるコピー」が書けるようになる。「何を言うかは、どう言うかよりも断然重要」だからだ。

 ここからはさらに進んで、究極の「誰が・何をして・どうなった?」を見出す方法を解説しよう。

 ここは、本書の中でキモ中のキモである。

 目を見開いてじっくり読み込んでほしい。

「稼ぐ言葉を掘り当てる5つの質問」を
バージョンアップ!
PMMを探索する「PMMサーチシート」

「誰が・何をして・どうなった?」というアイデアを研ぎ澄ますには、何度も何度も深く、自分が扱う商品・サービスと向き合わなければならない。

 このプロセスを「リサーチ」というが、書く前の準備にどれだけ時間をかけられるかがポイントだ。

 この工程で、商品・サービス、顧客、競合についてどれだけ深く掘り下げられるかによってLPの成否が決まる。

 リサーチについては、世界中のあらゆるコピーライターから、何をどのように調べたらいいか、たくさんの意見が出されてきた。

 コピーライティングの本場アメリカでは、リサーチとしてターゲットについて細かく調べることが推奨されている。

 年齢、性別、家族構成、学歴、所得などの「デモグラフィックデータ」だけでなく、宗教、信条、価値観、好みなどの「サイコグラフィックデータ」まで細かく調査する。

 ただ、これは効果的なのだが、このリサーチ法は手段が目的化する危険がある。

 つまり、たくさん調べること自体が目的となり、労力をかけたわりに顧客の肝心な悩みや痛みがとらえられないことがあるのだ。

 プロダクトとマーケットをマッチさせるには、必要なことは調べないといけないが、現実問題、限界がある。

 そこで、我々は必要最低限にして最大の成果を挙げる「PMMサーチシート」を開発した。

 その誕生秘話をこれ以降の連載で紹介していきたい。

PS.1.『コピーライティング技術大全』の活用法を解説したセミナー動画をご覧いただけます。

(この動画は予告なく終了することがあります)

PS.2.本書の巻頭・巻末には、あなたの売上を劇的に上げる4つの最強の武器…【PMMサーチシート】【PMMセルフチェックシート】【「BTRNUTSS」見出しチェッカー】【PASBECONAテンプレート】を書籍初公開しました。
 そしてこのたび、【広告評価プログラム】について特許を取得しました。

 これら4つの武器は、四半世紀の叡智を凝縮したもので、即効性と再現性が担保されています。

「必要最低限にして最大の成果を挙げる人」が密かに使っている1枚のシートとは?

(本原稿は、ベストセラー、神田昌典・衣田順一著『コピーライティング技術大全──百年売れ続ける言葉の原則』からの抜粋です)