注目テーマ株の勝者・敗者は？AI、インバウンド、半導体…バフェットも熱視線の日本株を大分析

AI、インバウンド、半導体……。株式市場には、経済界の注目テーマに関連する事業を手掛ける企業が上場し、高い人気を誇る銘柄も数多い。だが、安易に飛び付けば痛い目に遭いかねない。息の長い優良な投資テーマと、一時のブームにすぎない“バズワード”が混在しているからだ。さらに、関連株の中でも、各社の実力によって明暗が生じるのは必至。そこで、特集『注目テーマをメッタ斬り！ “人気株”の勝者・敗者』では、5月1日（月）から9日（火）までの全18回の連載で、注目テーマにひも付く各銘柄を大分析。忖度なしで斬り込み、株価や業績の勝者・敗者を浮き彫りにする。

＃1　5月1日（月）配信
ITベンダー株は「知財型」へのシフトで明暗！株高＆高年収の意外な勝ち組2社とは？

　DX（デジタルトランスフォーメーション）の追い風が吹くITサービス業界だが、今後は「知財型」で稼げるモデル確立の成否が明暗を分けそうだ。この観点で市場評価の高い“意外な勝ち組”2社を明らかにする。

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＃2　5月1日（月）配信
中国関連株は安川電機やハーモニックなど「ロボット」が有望、コマツはシェア低下で苦戦か

　中国経済の成長を取り込むことで業績を伸ばしてきた「中国関連株」。中国の行動制限の解除によって再び注目されているが、この20 年で中国経済は変貌しており、今後は業界や競争力によって二極化が進む可能性が高い。中国メーカーが台頭する中でも、高い競争力を持つロボット業界の注目3 社を明らかにする。

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＃3　5月2日（火）配信
人材業界株、主要9社の「序列」に異変！深刻化する人手不足で衰退危機のサービスも

　人手不足の恩恵を受けるといわれる人材業界だが、その内実は業態によって異なり、中には衰退危機にさらされるケースも。人材セクターの複数のアナリストへの取材を基に作成した、主要9社の短期・中期・長期の見通しを公開する。

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＃4　5月2日（火）
もしバフェットが日本株に追加投資するなら？「長期割安投資」の有望銘柄リスト大公開！

　もしもあの伝説的投資家、ウォーレン・バフェット氏が次に日本株を買うなら――。日本株への追加投資を示唆したことを受け、国内株式市場は今、こんな観測で色めき立っている。そこで外資系証券ストラテジストがバフェット流「長期割安投資」の特徴を踏まえ、諸条件から抽出した有望49銘柄リストを明らかにする。

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＃5　5月3日（水）配信
快進撃のマネーフォワード社長が明かす「お金のNo.1プラットフォーム」への道筋

「SaaS（ソフトウエア・アズ・ア・サービス）×フィンテック」という成長分野で、直近5年間の平均売上高成長率が49％と快進撃を続けるマネーフォワード。経理や人事労務を効率化する主力のバックオフィス向けSaaSに加え、決済サービスなどファイナンス事業も拡大している。辻庸介社長に「黒字化のタイミング」や「お金のナンバーワン・プラットフォーム」への道筋を聞いた。

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＃6　5月3日（水）配信
「ChatGPT関連株」に飛びつく人が儲からない理由、資産2億超の投資家らプロ3人が徹底指南

　対話型AIのChatGPTが話題だ。多くの人がAIの進化を目の当たりにし、空前の“AIブーム”が到来している。ただし、投資においては安易にブームに乗らず、一歩引いて見ることが重要だ。その理由を、過去に大失速したAI銘柄の実例などとともに、投資のプロ3人が指南する。

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＃7　5月4日（木）配信
インバウンド関連株は「値上げ力」で明暗！勝ち組はオリエンタルランドやJフロント、家電量販は苦戦？

　外食、レジャー、ホテルなど、訪日外国人客数の急回復でインバウンド関連株が脚光を浴びている。ただし、株価は相当先の業績まで織り込んだ銘柄も目立ち、ここからは銘柄選別が重要に。「人件費増」「中国人客の消費行動の変化」「SNS の発達」など、コロナ前の「爆買い」とは違う状況でも強いインバウンド銘柄を紹介する。

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＃8　5月4日（木）配信
宿泊業DX支援の新参者・tripla高橋CEOが語る「ポストコロナのインバウンド戦略」

　ホテルや旅館の自社予約サイト構築支援を手掛け、昨年11月に新規上場したtripla（トリプラ）。2022年10月期決算で黒字化を果たし、有力個人投資家からも熱視線を浴びる存在だ。訪日客急回復の追い風も吹く中、海外展開を含む今後の成長戦略の青写真を、高橋和久CEO（最高経営責任者）に直撃した。

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＃9　5月5日（金）配信
ベネッセ、アンビス…敏腕投資家が「不人気だから」狙う高齢化銘柄は制度改訂で明暗

　2040年代にピークを迎えるといわれる、日本の高齢人口。高齢化関連の介護・葬祭のニーズは今後も間違いなく高まるだろう。一方、この業界には制度改定リスクやコロナ禍の需要シフトが起こり、投資銘柄選定も一筋縄ではいかないのが現状だ。これらの厄介な問題を逆手に取るビジネスモデルを持つ企業を紹介する。

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＃10　5月5日（金）配信
「日本の防衛関連株が有望」と人気エコノミストのエミン・ユルマズ氏が考える理由

　米中新冷戦の時代を迎え、各地で地政学リスクが高まる中、トルコ出身の人気エコノミスト、エミン・ユルマズ氏は日本の防衛関連株を有望視する。恩恵を受ける背景は決して、ちまたで話題の防衛費増額にとどまらない。そこで、具体的な国内銘柄を多数挙げながら、広義の防衛関連株に期待を寄せる理由を開陳してもらう。

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＃11　5月6日（土）配信
「ESG」「健康経営」「なでしこ」…市場の流行語は株価上昇に役立つのか!?徹底検証

　「ESG」「女性活躍」「健康経営」など、利益やキャッシュフロー以外の非財務情報を重視した投資が注目を浴びている。一方で、こういった「意識高い系」の投資は必ずしもリターンに直結しないという批判も根強い。実態を明らかにしながら、複数の指標を掛け合わせた今後有望なESG銘柄を紹介する。

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＃12　5月6日（土）配信
米銀FRC破綻で再燃「金融不安に強い株」ランキング【ベスト＆ワースト各50社】ベスト5位カプコン、1位は？

　米シリコンバレー銀行（SVB）破綻を契機とした金融不安払拭への道は険しいようだ。影響は限定的との見方もあったものの、5月1日には米ファースト・リパブリック銀行が経営破綻するなど、不安定な環境が続いている。そこで、金融不安にも強い銘柄ランキング50社と、そのワースト版の50社を公開する。

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＃13　5月7日（日）配信
「円高に強い」銘柄ランキング【ベスト＆ワースト各50社】ベスト2位エニグモ、1位は？

　市場で円高シナリオを予見する声が強まる中、株式市場ではどんな銘柄が勝ち組となり得るのか。円高・ドル安局面で底堅い推移が期待できる「円高に強い株」ランキング50社と、そのワースト版50社を明らかにする。

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＃14　5月7日（日）配信
「AIで人材派遣の仕事は増えていく」売上高1兆円超の人材大手パーソルHD社長が力説

　AIブームの到来は、人材業界も例外ではない。人材派遣ではAIによる代替が進むとみられ、人材紹介ではAIマッチングの活用が進んでいる。パーソルホールディングスの和田孝雄社長は「AIは新たな人材派遣の仕事を生む」「最後の一社を決める人の役割も極めて重要だ」と既存事業の強みを強調した。

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＃15　5月8日（月）配信
東証が「解散価値割れ」企業に改善要請、住友重機械工業など逆襲が期待できるPBR1倍割れ企業30選

　東京証券取引所が「PBR（株価純資産倍率）1倍割れ」や「ROE8％未満」など具体的数値を挙げながら、企業に「資本コストや株価を意識した経営」を要請している。今後は株主からも従来以上に改善圧力がかかるはずだ。割安株の中から、増配や自社株買いを含めて企業価値向上が狙える銘柄をピックアップした。それらの銘柄は株価上昇も期待できる。

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＃16　5月8日（月）配信
東京エレクトロン、ディスコ…「半導体関連株」の明暗大分析！需要期待と減速不安の行方は？

　産業界における先端技術の要として、グローバルに需要拡大期待が大きいのが半導体だ。一方で、直近は半導体製造装置メーカーの業績が減速傾向にあり、にわかに不安も入り交じる。そこで、主要関連銘柄の四半期別売上高の前年比増減率をたどりながら、各社の明暗をひもといていく。

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＃17　5月9日（火）配信
医療・介護人材で19期連続増収増益のエス・エム・エス社長が激白「アジア・米欧へ海外展開も」

　医療・介護の人材紹介最大手のエス・エム・エス。同社は介護事業者事業、キャリア事業に海外事業と複数の柱を基に19期連続増収増益中で、次の動向から投資家は目が離せない。後藤夏樹社長は「われわれと同規模の企業は出てこない状況だ」と参入後の難しさを強調。さらに海外事業については「アジアもオセアニアもヨーロッパも、ひいては米国もあり得る」と語った。

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＃18　5月9日（火）配信
ダイフク・FUJI・DMG森精機…「省人化関連株」に追い風も、一部は“中国リスク”に要注意

　世界的な市場拡大が予測される「FA（ファクトリーオートメーション）」や、領域の近い「省人化」関連として、ダイフク、ファナック、キーエンス、安川電機、FUJI、サトーホールディングス、DMG森精機の7銘柄をピックアップ。“中国リスク”にさらされる人気株が入り交じる同業界において、地味でもキラリと光る有望株の存在が判明した。

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Key Visual by Noriyo Shinoda