猫のぬいぐるみが
家具に置かれた理由
リビング用ソファの上には猫のぬいぐるみが乗っていた。実は今回の家具シリーズ、猫が所々、顔を出してくる。3人掛けソファの背面下には猫が入れるトンネルがあり、表に顔を出せる穴が開いている。その他、キャットハウスになるスツールもラインアップされている。
猫を7匹飼っている筆者としては気になる「猫推し」だが、元々の「銀河」に猫の要素があるわけではない。なぜ猫なのかと問うと、家具に爪を立てがちな猫とも共存できる強靭(きょうじん)性をアピールするためだという。
なるほど、確かに思い当たるふしがある。筆者宅のソファは猫に切り裂かれズタズタだが、6年ほど前に東武鉄道のファンイベントで購入した、座席モケットでできたクッションは、猫お気に入りのお昼寝スポットであるにもかかわらず、目立った傷がついていない。何千、何万という人が座る鉄道車両の座席だからこそである。
この他、大型の家具としては「銀河」4号車のフリースペース「遊星」のハイカウンターと同じ形状の木材を用いたサイドテーブル、雲形テーブルをモチーフにしたリビングテーブルが用意されている。
リビングテーブルは形状だけの再現だが、車両の寝台フレームなどに用いられる薄くて強いハニカム構造の複合パネルを採用し、天板には結晶柄にデザインされたチタンを配した。