「何回忘れたか?」を積み上げてモチベーションにする

このように、オレンジで覚えたい単語を書くことで、赤いシートで消して覚えているかどうかをチェックできます。やはり暗記は、このように問題を解くかのように何度も何度も単語と向き合っていく必要があるので、こうしたチェックはとても重要です。

そしてそれだけにとどまらず、そうやってチェックして解けなかった単語に対して「」の字を書き加えていくのです。こうすれば、どの単語で自分が突っかかったのか、解けなかったものはどれなのかが一目瞭然で理解できるようになります。

暗記において辛いところは、あまり「積み上がった」ように感じられないところにあると思います。一度しっかり覚えても、忘れてしまうかもしれません。先週やった勉強は、今週もやらないと覚えられるようになりません。他の勉強に比べて、足踏みをしている感じが強いんですよね。

でも、本当は何回も何回も「忘れては覚え直す」を繰り返す中で、暗記勉強は定着していきます。1回覚えて忘れたのと、5回覚えて忘れたのとでは、意味合いが全然違うんです。僕の感覚としては、大体それを7回繰り返すと忘れなくなっているなと思います。

ですので、「何回忘れたのか」というカウントをすることにはきちんと意味があると思います。

今、自分が何回目なのかということをチェックすることで、暗記の勉強が「しっかり前に進んでいる」という感覚が得られて、モチベーションが維持できることと思います。ぜひ実践してみてください!