何時に起きて何時に寝る⁉︎
最適な睡眠スケジュールとは
ただでさえ時間に追われる日々を送る人にとっては、十分な睡眠時間を確保することが難しいものです。何時に起きて何時に寝るのが良いか、睡眠時間はどのくらい取れば良いのか、睡眠スケジュールについて聞きました。
「メラトニンは、目覚めてから14〜16時間ぐらい経過すると体内時計からの指令を受けて分泌されるといいます。メラトニンの分泌が高まり、その作用で身体の深部体温が低下して、休息に適した状態に導かれ眠気を感じるようになるというメカニズムです」
例えば朝6時に起床している人は、夜の10時には寝るのが理想的。また、よく眠れる人とそうでない人には、日中の体温にも違いがあるそうです。
「よく眠れる人は日中の体温が高く、夜になるにつれて徐々に低くなります。一方、あまり眠れない人は昼間の体温が低く、たとえ夜に体温が下がっていったとしても、あまり差が生まれないような状態。だから、眠気を感じにくく、結果的に睡眠時間が減ってしまいます。昼間の体温が低い人は、日中に軽い運動をするなどして、体温を上げることを心がけてください」