100年以上の歴史あり!老舗が誇る本当にウマい名物
「愛知のグルメ」というと奇抜な料理ばかりが取り上げられがちですが、100年以上の歴史を有す名店も少なくありません。派手さはないけれど、老舗の名物には長年愛され続ける理由があります。伝統を守る郷土の味を堪能すれば、その理由がわかるはず。今回は2店の名物を紹介します。
まず1品目は、江戸時代の文政年間に創業したきく宗の菜飯田楽。田楽は注文を受けてから自家製豆腐をていねいに焼き付け、八丁味噌だれを両面にたっぷり塗ります。味のアクセントは仕上げにかけられる辛子。地元産の大根の葉をまぶした菜飯と一緒にいただきます。8代目当主が秘伝の味を守り伝えています。
住所 豊橋市新本町40
営業時間 11:30~15:00(L.O. 14:30)、16:30~21:30(L.O.19:30)
定休日 水(祝日の場合は営業)、月1回連休あり
アクセス 豊鉄市内線札木から徒歩4分
次におすすめしたいのは、明治36(1903)年に創業した手打ちうどん やをよしの弁天うどんです。蒲郡市竹島の近くにあり、常にゆでたての三河手打ちうどんがいただけます。
足踏み・寝かし・コネなどを繰り返し、2日かけて作られるうどんは、滑らかでコシが強いのが特徴です。最高級宗田鰹の枯節で取っただしは香り豊か。つけ汁の赤つゆは愛知県産の特級たまりをブレンドし、かけ汁の白つゆには特級白醤油を使用しています。春はあさり、冬はカキなど、旬の食材を取り入れた季節物メニューにも注目を。
住所 蒲郡市竹島町7-12
営業時間 11:00~14:30(L.O. 14:20)、17:00~20:30(L.O.20:00)
定休日 月、第2・4火曜
アクセス JR蒲郡駅から徒歩15分