メーカーの商品企画担当が
新製品のプレゼン資料を作るためのGPTを作ってみる

 ここからはGPTs機能を使って、飲料メーカーの担当者が、新製品のプレゼンテーション資料を自動生成するためのGPTを作ってみる、という想定で進めていこう。

【カスタムGPTの名前を決める】

 自分が飲料メーカーの商品企画担当者であること、新製品の名称やキャッチコピー、キービジュアル、企画プレゼンテーションで使うスライドのベースとなるイメージを生成するGPTを作りたい、とGPT Builderに要望を出した。要望を確認したGPT Builderは、まずGPTの名前を提案してくる。しっくりこなければ何度でも依頼できるが、今回は最初に提案された「クリエイティブ スパーク」を採用した。

GPTGPT Builderは、日本語でのやりとりを依頼しても英語モードに戻ることがあるが、そのたびに改めて「やりとりは日本語で」とお願いすればよい。最初に、どのようなGPTを作成したいかを説明すると、それに相応しいGPTの名前(ここでは「クリエイティブ スパーク」)を考えてくれる 拡大画像表示

【プロフィール画像を自動生成】

 GPTの名前が決まると、次にGPT Builderはプロフィール画像を生成してくれる。ここでいうプロフィール画像とは、作成中のGPTの機能をシンボライズしたアイコンのことだ。1回目に生成された画像は抽象的過ぎたため、「電球とひらめきのイメージで」と注文を出し、2回目に生成してもらったものを採用した。

GPTGPTの名前が決まると、今度はプロフィール画像を提案してくる。生成されたイメージがしっくりこなければ、要望を出して作り直してもらおう。また、右側のプレビューエリアには、採用されたGPTの名前とプロフィール画像が表示される 拡大画像表示