大学ではゼミ・サークルの企画担当として、皆の意見を取り入れて食事会や合宿の企画をしてきました。

 特に大学のゼミ活動では、半ば強引なやり方のゼミ長と、快く思わないゼミ生の両方の考えを理解して、間に入って、ゼミ活動がスムーズに進むよう努めました。

 そのせいもあってか団結感が生まれ、昨年秋には学内のゼミ大会で、3位入賞を果たすことができました。今後もこの強みを活かして頑張っていきたいと思います」

【NG!】長すぎ、短すぎはダメ

 集団面接は時間が短いので、コンパクトに伝える必要があります。

 突っ込んだ質問はされないので、1話完結で話しましょう。

「1分で」「3分で」と指定があれば、その枠で話さないといけませんが、なければ目安は1分としましょう。

 前の人が長くても、長すぎは逆効果。

 もちろん、強みしか言わないといった短すぎもNGです。

「学業への取り組みについて教えてください」

●専門分野を中心に回答する

「大学ではどのような勉強をしていますか?」「大学での専攻は?」「現在の研究内容(テーマ)は?」といった感じで質問されます。

 大学での勉強を重視する企業が増えています。熱心に勉強していなくても、積極的に伝えるべきではありません。大学生なら、誰でもそれなりに専門課程の勉強をしているはずなので、専門分野を中心に回答するのが鉄則です。

 理系学生は専門性が非常に強いため、研究室や研究テーマを中心に語ればOK。専門用語を多用すると、専門外の面接官にはわかりづらいので、素人にもわかる丁寧な説明が必要です。

 問題は文系。
「今、経済学部で経済の基礎を学んでいます」「法学部なので、法律を勉強しています」と、回答した人がいました。就活本番を迎える3年、4年生で基礎学習レベルや当然の話をするのはNG。専門分野を中心に話さなければなりません。たとえば以下です。