どの種類をどのくらい取ればいい?
現在では、飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸の割合を、3:3:4の割合で取るのが望ましいとされています。普段料理に使う油はオリーブオイルや菜種油などの不飽和脂肪酸を中心にして、肉や乳製品はたまに取る程度にすると、摂取バランスが取れるはずです。
1日の摂取量は大さじ2~3杯が目安ですが、脂身の多い肉、揚げ物や脂っこい料理が好きな方は、取り過ぎている傾向があるので、一度ご自身の食生活を見直してみましょう。
料理に使う食用油脂以外にも、食品には油脂を多く含んでいるものがあり、知らず知らずのうちに脂質を取り過ぎていることもあります。加工食品やファーストフードには特に多く使われていますので注意が必要です。
【油脂を多く含む食品】
穀類 パン、クロワッサン、カップ麺
乳類 牛乳、チーズ、アイスクリーム
菓子類 チョコレート、ケーキ、ポテトチップス、ビスケット
調味料 マヨネーズ、ドレッシング、カレールウ
毎日の食事に欠かせない油を上手に取り入れて、健康な毎日を送りましょう。