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【精神科医が教える】損をしがちな「優しい人」が軽視していること・ワースト1Photo: Adobe Stock

優しい人と強気な人

世の中には優しい人強気な人も混在しています。しかし、いろんな面で強気な人のほうが生き残りやすいのが現実です。

大人しくて優しい人は、強気な人に翻弄されがちです。自分のやりたいことを諦めてしまうこともあるでしょう。

しかし本来は、優しい人こそがのびのびと活躍してほしいと思います。ところが、やっぱり強気な人のほうが幅を利かせているのが実情です。

少し強気な姿勢で

そんな優しい人が損をしないためには、あえて少し強気な姿勢を持つ必要があります。

特に自分のやりたいことについては、強気でいるべきです。相手のことを気遣いすぎると、自分の思いが通らなくなってしまいます。

そうでないとより声が大きい強気な人の意見ばかり優先されてしまいかねません。

譲れないところは譲らない

自分のやりたいことについては、最初からきちんと条件を示し、譲れないところは譲らない強気さが大切です。特に強気な相手と向き合う際は、自分の姿勢をしっかりと伝えましょう。

もちろん、優しさを持ち続けることも大切なことです。ただし、自分のやりたいことを実現するためには、ときには強気な態度も必要不可欠だということ。

優しい人は、この点を意識して行動するようにしましょう。