シートを倒せばサーフボードも楽々収納
3列目シート、セカンドシートを倒し、さらに助手席の背もたれを最大限に倒して、8フィートのサーフボードを室内に積んでみた。楽勝で収まる。小さなボディに広大な室内。魔術のようなパッケージング。
リアゲートがガバっと下まで大きく開くところもポイントが高い。18リットルの水が入ったポリタンクを高い位置まで持ち上げるのは意外と骨が折れるのだ。お子さま連れのご婦人も、これなら安心してお出かけできよう。
翌朝は早起きして千葉の海に向かった。午前4時。こんな時間に出かけるのは、近所迷惑も甚だしい。が、優秀なe:HEVはEVモードで音もなく走り出す。これならご近所さんから「またヤマグチさんのご主人が……」と言われる心配もない、と胸をなで下ろしたのもつかの間、バッテリー残量が少なかったのか、エンジンが盛大に回り始めたではないか。