見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集Photo:gremlin/gettyimages

人気特集『半導体の覇者』。生成AI(人工知能)と地政学リスク――。二大ファクターのけん引によって、2025年の世界半導体市場も過去最高が見込まれ、2年連続で2桁成長を実現する公算が高そうです。AI半導体の覇者である米エヌビディアの爆発的な成長を受けて、台湾積体電路製造(TSMC)や韓国SKハイニックスなど大手半導体メーカーの業績も過去最高を記録し、製造装置や材料を供給する日本企業にも恩恵が及んでいます。また、地政学リスクの高まりで、主要国政府による半導体の投資競争が激化。日本政府は国策半導体ラピダスに民間企業も巻き込んだ巨額投資を画策するという賭けに出ています。主要国国家と世界有数のテック企業が入り乱れる「覇権争い」の勝者とは。特集では激動の半導体業界の最前線を追いました。人気特集と連載を振り返る『見逃し厳禁!編集部イチ推し 人気特集』では、2本の記事を紹介します。(ダイヤモンド編集部・情報は記事公開時点のもの)

ラピダス社長が激白!「必要資金5兆円確保」の道筋と「ソニー・経産省のOB登用」の理由

半導体の覇者#8

 政府は2030年度までに半導体・AI(人工知能)の分野に10兆円以上の公的支援を行う方針を決定した。念頭にあるのは、最先端半導体の量産を目指すラピダスへの支援だ。試作と量産に計5兆円の資金が必要とされるが、政府の支援決定でプロジェクトはどのように進んでいくのか。民間からの出資は実現するのか――。特集『半導体の覇者』の#8では、ラピダスの小池淳義社長がダイヤモンド編集部の独占インタビューに応じた。 >>記事を読む

エヌビディア・TSMC躍進の陰で、インテル・サムスンが凋落!半導体業界「盟主交代」が一目瞭然【図解解説】

半導体の覇者#10

 生成AI(人工知能)の拡大を受けた米エヌビディアの躍進で世界の半導体産業の構造は一変した。業界盟主だった米インテルと韓国サムスン電子が凋落し、その一方で、世界の半導体受託製造(ファウンドリー)は台湾積体電路製造(TSMC)への一極集中が加速している。特集『半導体の覇者』の#10では、盟主の座が目まぐるしく交代する「業界激変の全貌」を大図解で解説しよう。 >>記事を読む

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