ヨーロッパは9月から本格的スタート
地域ごとに予選の日程が大きく異なる
予選はヨーロッパ、南米、アフリカ、北中米カリブ海、オセアニア、そしてアジアの6つの大陸ごとに、国際サッカー連盟(FIFA)が年に5回、具体的には3、6、9、10、11月に定める国際Aマッチデー期間に行われる。原則として一回の国際Aマッチデー期間に、1カ国が2試合ずつを戦う。
日本が所属するアジアは昨年9月に最終予選がスタート。来たる6月に終了する日程が組まれ、9、10、11月は各グループの3位と4位の国によるプレーオフや大陸間のプレーオフが行われる。
対照的にヨーロッパは一部がこの3月に始まり、本格的には9月から予選がスタートする。それぞれ佳境を迎えている南米は9月に、アフリカは10月に終わるなど、日程が大きく異なっている。
今回の北中米大会から、ワールドカップ出場国は50%増の「48」となっている。大陸ごとの出場枠も、例えばアジアは前回大会までの「4.5」から「8.5」に増えた。ワールドカップ出場へ向けたハードルは大きく下がったものの、最終予選では難敵と位置づけられてきた国と顔を合わせている。
前回カタール大会出場をかけたアジア最終予選で、日本は初戦でオマーン代表に、第3戦ではサウジアラビア代表に敗れている。森保一監督が進退伺を用意し、戦い方やメンバーも変えた第4戦のオーストラリア代表戦で勝利してからはV字回復を遂げるなど、苦しみながらも出場権を獲得した。
今回のアジア最終予選でも因縁のサウジアラビア、過去に何度も接戦を繰り広げてきたオーストラリアと同じグループになった。ホームでオーストラリアと引き分け、初戦からの連勝が3でストップした日本は5戦目から再び3連勝。7試合までに24得点、2失点と圧倒的な力で無敗をキープした。
英プレミアリーグのブライトンでプレーする三笘薫は、出場権獲得までの軌跡をこう振り返る。
「日本代表の歴史から見れば、絶対というか当たり前のところはあると思っています」