【ファーレ立川全作品】

作品メナシェ・カディシュマン「自然は微笑まず、人は微笑む」
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1 (共同溝入口、排気口)/リチャード・ウィルソン(イギリス) 
2 「訪問者」(換気口)/新宮晋(日本) 
3 「水瓶」(散水栓カバー)/チャールズ・ウォーゼン(アメリカ) 
4 「イーデーの山(少年パリスはまだ羊飼いをしている)」(換気口)/岡﨑乾二郎(日本) 
5 (換気口)/伊藤誠(日本) 
6 「17才」(換気口)/袴田京太朗(日本) 
7 (換気口)/伊藤誠(日本) 
8 「トンボヒコーキのメッセージ」(ツリーサークル)/長澤伸穂(日本) 
9 「タチカワの女たち(道祖神 見知らぬ人)」/エステル・アルバルダネ(スペイン) 
10 「自然は微笑まず、人は微笑む(ペデストリアンデッキ側壁)」/メナシェ・カディシュマン(イスラエル) 

11 「Ena-l」(パサージュルーフ・ライティング)/スティーヴン・アントナコス(ギリシャ) 
12 (壁面レリーフ)/トニー・クラッグ(イギリス) 
13 「風の吹く場所」(換気口)/田中信太郎(日本) 
14 (車路壁看板)/白井美穂(日本) 
15 (車路)/白川昌生(日本) 
16 「石鐘の庭」(庭園の社)/モンティエン・ブンマー(タイ) 
※損害保険会社所有の建物の中庭にあるため、普段は見ることができないが、ガイドツアーなどで見学が可能だ
17 「タチカワの女たち」(道祖神 見知らぬ人)/エステル・アルバルダネ(スペイン) 
18 「バーコード・ブリッジ」(ペデストリアンデッキ歩道)/坂口寛敏(日本) 
19 「最後の買い物」(換気口)/タン・ダ・ウ(シンガポール) 
20 「古典的な交信機器、伝声管」(オブジェ)/牛嶋達治(日本) 

作品ナディム・カラム(機械搬入口)
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21 (舗装材)/大岩オスカール幸男(ブラジル) 
22 (機械搬入口)/ナディム・カラム(レバノン) 23 (換気口、給油口)/トニー・バーラント(アメリカ) 
24 「ガラガラヘビ星と7つの方位」(植栽内オブジェ)/ジミー・ダーハム(アメリカ) 
25 (笠木)/柳健司(日本) 
26 「ウォーターマーク(水標)」(連結送水管カバー)/PHスタジオ(日本) 
27 (道祖神 立川の動物たち 馬)/ゲオルギー・チャプカノフ(ブルガリア) 
28 「リップスティック」(オブジェ)/クレス・オルデンバーグ(スウェーデン/アメリカ) 
29 「タチカワの女たち」(道祖神 見知らぬ人)/エステル・アルバルダネ(スペイン) 

作品フェリーチェ・ヴァリーニ「背中あわせの円」/ 「屋上の円」。太さが違う切れた線だが、暗号のように、ある1点から見ると真円が現れる。
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30 「人間肘掛け椅子」(植栽内オブジェ)/パトリック・ヴィレール(ハイチ) 
31 「Stack in Frame」(ゴミ集積所ゲート)/國安孝昌(日本) 
32 「対話のボラード」(車止め)/関根伸夫(日本) 
33 (サイン)/江上計太(日本) 
34 「Tria-3」(壁面照明サイン)/スティーヴン・アントナコス(ギリシャ) 
35 「顔 車」(植栽内サイン)/スタシス・エイドリゲヴィチウス(リトアニア ポーランド) 
36 「水瓶」(散水栓カバー)/チャールズ・ウォーゼン(アメリカ) 
37 (壁彫刻)/ドナルド・ジャッド(アメリカ) 
38 「屋上の円」(ペントハウスサイン)/フェリーチェ・ヴァリーニ(スイス) 
39 「ジャガイモを収穫する人」(植栽内オブジェ)/パブロ・レイノソ(アルゼンチン) 
40 「ケンタウルス・モーターサイクル」(植栽内サイン)/篠原有司男(日本)  

作品ヘンリー・ムンヤラジ(車止め)。ジンバブエのショナ族の社会感を、ムンヤラジ氏が創始した「ショナ彫刻」で表現している。
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41 「水瓶」(散水栓カバー)/チャールズ・ウォーゼン(アメリカ) 
42 「Tessera-4」(壁面照明サイン)/スティーヴン・アントナコス(ギリシャ) 
43 「きみはただここにすわっていて。ぼくが見張っていてあげるから」(車止め)/ ホセイン・ヴァラマネシュ(イラン オーストラリア) 
44 「禅庭のためのエネルギー・バロメーター」(植栽内オブジェ)/レベッカ・ホーン(ドイツ) 
45 「黒い龍 家族用」(機械搬入口)/マリナ・アブラモヴィッチ(旧ユーゴスラビア) 
46 (道祖神 立川の動物たち 羊)/ゲオルギー・チャプカノフ(ブルガリア) 
47 赤い作品「母と子を殺した父親のようなもの」(換気口)、青い作品「父親に殺された子を受精させた父親のようなもの」(換気口)/彦坂尚嘉(日本)
48 「標的の裏側」(換気塔)/ニュウポ(中国) 
49 「倒れた人」(植栽内オブジェ 見知らぬ人)/ウスマン・ソウ(セネガル) 
50 「呪文、ノエマのために」(車路壁)/ジョゼフ・コスース(アメリカ) 

51 (車止め ベンチ)/依田久仁夫(日本)  
52 「背中あわせの円」(ペデストリアンデッキサイン)/フェリーチェ・ヴァリーニ(スイス) 
53 (車止め ベンチ)、(道祖神 見知らぬ人)/依田久仁夫(日本)、エステル・アルバルダネ(スペイン) 
54 (ペデストリアンデッキ看板)/白井美穂(日本) 
55 (車止め ベンチ)/山本正道(日本) 
56 (車止め ベンチ)/深井隆(日本) 
57 「星座又は星の宿」(植栽内オブジェ)/片瀬和夫(日本) 
58 「人の球による空間ゲート」(車止め)/箕原真(日本) 
59 「タチカワの女たち」(道祖神 見知らぬ人)/エステル・アルバルダネ(スペイン) 
60 (街灯)/イーエフペー(フランス)

作品マーティン・キッペンベルガー(街灯)
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61 「ダブルベンチ」(ベンチ)/アレシュ・ヴェゼリー(チェコ共和国) 
62 「山」(植栽内オブジェ)/アニッシュ・カプーア(インド) 
63 「耳の椅子」(ベンチ)/藤本由紀夫(日本) 
64 (植栽内オブジェ)/ウルリッヒ・リュックリーム(ドイツ) 
65 (共同溝入口、換気口)/川俣正(日本) 
66 「ブリーフケースをもった男」(道祖神 見知らぬ人)/ジョナサン・ボロフスキー(アメリカ) 
67 (換気塔)/青木 野枝(日本) 
68 「Luna」(換気塔)/宮島達男(日本) 
69 (街灯)/マーティン・キッペンベルガー(ドイツ) 
70 (オープンカフェテラス)/ジャン=ピエール・レイノー(フランス)

71 「自転車もどきVI」(駐輪場のネオンサイン)/ロバート・ラウシェンバーグ(アメリカ) 
72 「会話」(ベンチ)/ニキ・ド・サンファル(フランス) 
73 (オブジェ 見知らぬ人)/サンデー・ジャック・アクパン(ナイジェリア) 
74 「Tachikawa Box」(ペデストリアンデッキ柱脚壁サイン)/山口啓介(日本) 75 「浮くかたち 赤 垂」(オブジェ)/植松 奎二(日本) 
76 「人の球による空間ゲート」(車止め)/箕原真(日本) 
77 「94-82」(ペデストリアンデッキ支柱)/橋太郎(日本) 
78 「道祖神 立川の動物たち 犬」/ゲオルギー・チャプカノフ(ブルガリア) 
79 「Thio-2」(壁面照明サイン)/スティーヴン・アントナコス(ギリシャ) 
80 「偶像」(オブジェ 見知らぬ人)/ジュゼ・ドゥ・ギマラインシュ(ポルトガル) 

作品フェリックス・ゴンザレス=トレス(非常階段看板)。よく見ると空を飛ぶ鳥が写っている。トレス氏は、人々に日頃、忘れられていることを思い起こす作品をつくってきた。ファーレ立川完成の2年後に死去するが、その後も現代美術の重要作家として、数々の国際的な展覧会に彼の作品が展示されている。
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81 「黄色の種類」(車止め)/岡本敦生(日本) 
82 「関係-未来・2132年」「関係-未来・2155年」「関係-未来・2157年」(木のつけ文)/河口龍夫(日本) 
83 (車止め)/タデウス・ミスロウスキー(ポーランド) 
84 (換気塔)/江上計太(日本) 
85 「遡洄する大木」(車止め ベンチ)/西雅秋(日本) 
86 (機械搬入口)/フランシスコ・インファンテ(ロシア) 
87 「開く」(車止め)/シム・ムン・サップ(韓国) 
88 (非常階段看板)/フェリックス・ゴンザレス=トレス(キューバ) 
89 (車止め)/ジャウメ・プレンサ(スペイン) 
90 (ベンチ)/マーティン・プーリエ(アメリカ) 

作品レベッカ・ベルモア(車止め)。ベルモア氏は、カナダ先住民アニシナベの作家であり、車止めと建物の2カ所に、アニシナベ語と日本語で「私は太陽を待つ」と書かれたプレートを設置。夏至(1年でもっとも日が出ている時間が長い日)の正午のみ、車止めのプレートから反射した太陽の光が、建物のプレートに照射する。
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91 「水瓶」(散水栓カバー)/チャールズ・ウォーゼン(アメリカ) 
92 「ベマ」(車止め)/ゴンサロ・フォンセカ(ウルグアイ) 
93 (車止め)/ヘンリー・ムンヤラジ(ジンバブエ) 
94 (車止め)/竹田 康宏(日本) 
95 (車止め)/トマーゾ・カッシェッラ(イタリア) 
96 「黒い柱」(車止め)/湯村光(日本) 
97 (車止め)/潮田友子(日本) 
98 (車止め)/氏家慶二(日本) 
99 「都市の神」(道祖神 車止め)/ロベルト・G・ヴィラヌエヴァ(フィリピン) 
※普段はお厨子(ずし)に収納されていて全貌を見ることができないが、ガイドツアーなどで見られる機会がある
100 (車止め)/陰里寿朗(日本)  
101 「浮遊する水」(車止め)/松田重仁(日本) 
102 (車止め)/植村公雄(日本) 
103 「地中から世界へ」(車止め)/リカ・ムータル(オランダ) 
104 (車止め)/小林泰彦(日本) 
105 「ウサギとカメ」(車止め)/藤原吉志子(日本) 
106 (車止め)/金沢健一(日本) 
107 (車止め)/黒鳥晴男(日本) 
108 (車止め)/レベッカ・ベルモア(カナダ) 
109 (車止め ベンチ)/ヴィト・アコンチ(アメリカ) 

■参考(作品リスト):立川市「ファーレ立川アート作品
■参考(アートマップ):立川市「ファーレ立川アートマップ」(※)
※アートマップは4種あるが、マップ自体はいずれも同じもの(1つのマップに対してエリアを4つに分けているため4種ある)
■参考(書籍):『ファーレ立川パブリックアートプロジェクト: 基地の街をアートが変えた』(北川フラム著、現代企画室)
……各作品の解説やマップ、ファーレ立川ができるまでの具体的な都市計画のほか、パブリックアートの歴史や世界のアートの潮流なども網羅されており、かなり読み応えがある。本書を片手に作品を巡り、その後、じっくり読んでみるのがおすすめだ。