ジャンポケは立件したのに
SMAPはスルーなのか?
女性が覚悟を決めたなら、捜査当局は避けられない理由がある。先月、ロケバスで20代女性に暴行したとして元お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二被告(42)が不同意性交と不同意わいせつの罪で在宅起訴されているからだ。
起訴状などによると、斉藤被告は24年7月30日午前、東京都新宿区に駐車していたロケバスで女性の胸を触ったほか、午後には性的暴行をしたとされる。女性は共演予定で、被告とは初対面だった。
女性は弁護士を通じ「心身ともに深く傷つき、その傷は今も癒えていない」とのコメントを公表。さらに「ネットで、いわれのない非難が多く見られる。事件だけでなく、その後の状況に恐怖を感じ、眠れない日々が続いている」と心境を明らかにしていた。
捜査当局は何よりもメンツを重視する。「ジャンポケは立件しても、SMAPはスルーか」などと揶揄(やゆ)されるのは許せないはずだ。
警察への密着取材の
お礼に女子アナを派遣?
昨年、警察ドラマ「踊る大捜査線」のスピンオフが映画で公開されるなど、今もフジのドル箱だが、キャリアとノンキャリアの確執、不祥事の隠蔽体質、刑事手続きの煩雑さなど、リアルな描写が話題になった。
オンエアされていた当時、筆者は知人のフジ記者から「制作サイドが警視庁の現職警官に綿密取材したらしいです。(警察側から)リクエストされたらしく、お礼にアナをコンパニオンとして派遣したそうですよ」と聞いたことがあった。
事実かどうか確証はないが、第三者委の報告書には、フジ幹部がアナウンサーを「喜び組」と表現していたとの記載がある。前述の記者の発言は、あながち嘘ではないように思える。
今回の中居氏とフジ職員の行動には、女性アナウンサーを日頃から性的な対象としてもてあそぶ計画性、常習性が感じられる。警視庁と東京地検がやる気になるなら、中居氏への不同意性交罪、フジ社員への犯人隠避や証拠隠滅罪に問うことは十分に可能だろう。
女性はフジの企業体質が暴露されたことにこうコメントしている。「報告書が公表されて見解が示され、ほっとしたというのが正直な気持ちです」