あなたは、お金とどのように向き合っていますか? 収入を増やしたい、貯金を増やしたいと思いながらも、日々の支出や貯蓄に気を取られるばかりで、「お金の流れ」そのものを意識できていないのではないでしょうか? 
話題の書籍『奇跡が起きる 毎朝1分日記』の著者・三宅裕之氏は、成功者はお金に対して特別な「習慣」を持っており、それが豊かさを引き寄せるカギになっていると言います。なかでも、毎朝1分のお金との向き合い方が、人生の財運を大きく左右するというのです。本記事では、お金持ちたちが実践する「お金を増やす習慣」について、本文の一部を抜粋・加筆・再編集してお届けします。

幸せなお金持ちが実践する「お金を増やす3つの習慣」Photo: Adobe Stock

頭のいい人は「お金の流れ」を意識している

「お金がない」と嘆く人の多くは、日々の支出や節約には敏感ですが、お金そのものとの関係を意識できていません。一方で、幸せなお金持ちたちは、「お金に感謝し、適切な使い道を考える」ことを毎日の習慣にしています

 たとえば、毎朝1分だけ財布を開き、「今日もお金を使わせてもらえてありがとう」と心の中で唱える。さらに、「このお金をどう使えば、自分や周りの人がより豊かになるか?」を考える。たったこれだけの行為が、お金の流れを変え、結果として豊かさを引き寄せるのです毎朝1分でリッチになる。

頭の悪い人は「お金をケチる」、頭のいい人は「お金を活かす」

 お金が増えない人は、「無駄遣いを減らすこと」ばかりを意識します。しかし、幸せなお金持ちは「どう使えば、より多くの価値を生み出せるか?」を考えます。彼らは、ただ節約するのではなく、お金を活かすことに集中しているのです。

 幸せなお金持ちが実践している具体的な習慣は以下の通りです。

①「お金は仲間を連れて帰る」と考える
彼らはお金を使うとき、「この支出が新たなお金を生むか?」を意識します。単なる消費ではなく、投資や経験としての価値があるかを見極めるのです。

②「ありがとう」のエネルギーを循環させる
財布の中のお金に「ありがとう」と声をかける習慣を持つ人もいます。使う度に「友達連れて帰っておいで」という人も。これは単なる迷信ではなく、お金を大切にすることで無駄な出費が減り、自然と良いお金の流れを作る効果があります。

③「渋沢栄一」を検索する習慣
あるリアル・リッチは、新札になってから改めて「論語と算盤」などの渋沢栄一の著書を3冊ほど読んだそうです。お金の象徴である人物を目にすることで、お金を意識し、その価値を再認識するためです。

「お金は感謝とともに増える」

 お金を増やす秘訣は、テクニックではなく「意識の持ち方」にあります。お金に対してポジティブな感情を持つことで、自然と良いお金の流れを作ることができるのです。

①「お金がない」と考えるのではなく、「お金があることに感謝する」。
②「お金を貯める」のではなく、「お金を活かす」。
③「お金を失う怖さ」よりも、「お金と良い関係を築くこと」 を意識する。

 この習慣を取り入れるだけで、経済状況は確実に変わります。幸せなお金持ちが実践する「お金の増やし方」、あなたも今日から試してみませんか?