◆クスリのアオキホールディングス(3549・東証プライム)
北陸最大手のドラッグストア。生鮮食品を含め、食品と調剤薬局の併設を強みとしています。ポイントは、ドラッグストアが訪日外国人が買い物をする場所としての地位を確立していること。今後、地方への誘致が増えれば、この会社にとってメリットになるでしょう。都市部のドラッグストアでは「マツモトキヨシ」などを展開する「マツキヨココカラ&カンパニー(3088・東証プライム)」に強みがあります。
北陸最大手のドラッグストア。生鮮食品を含め、食品と調剤薬局の併設を強みとしています。ポイントは、ドラッグストアが訪日外国人が買い物をする場所としての地位を確立していること。今後、地方への誘致が増えれば、この会社にとってメリットになるでしょう。都市部のドラッグストアでは「マツモトキヨシ」などを展開する「マツキヨココカラ&カンパニー(3088・東証プライム)」に強みがあります。
日本株上場投資信託(ETF)に
多額の資金が流入している理由
日本株の上場投資信託(ETF)に、2024年の年初からの5週間で、4000億円を超える資金が流入しました。これは約半年ぶりの規模です。従来からETFを売買している欧米の機関投資家に加えて、今回は中国を中心としたアジアの個人投資家の買いも含まれるとされています。一部では、株式市場における「インバウンド(訪日外国人)需要」と表現されており、他の主要国の株式市場よりも日本株のパフォーマンスが良い状況が続けば続くほど、こうした資金流入は増えることが考えられます。
金融商品の調査会社である米EPFRのデータによると、外国籍の運用機関が運用している日本株のETFには、年初からの5週間で合計31億ドル(約4600億円)が流入したとのこと。ある経済紙は「5週間の流入額としては2023年6~7月(33億ドル)以来の大きさ」と報じています。
中でも、米国のブラックロックが運用する、外国籍のETFとして世界最大の日本株ETF「iシェアーズMSCIジャパン」には、同期間で7.9億ドルの資金が流入し、運用残高は1月31日時点で152億ドルにまで膨らんだとのことです。
海外の市場に上場する日本株ETF全体の残高は777億ドル。EPFRでデータを遡れる2002年以降で最大となっています。