子どもは、好きなものを箱に放り込んでいます。それは、個人の嗜好、オリジナリティの原点といえます。身のまわり3メートルのものを意識して集めていく。この行為が、のちにアイデアの答えになるものを作っていきます。
ジャンル別に仕分けることも必要です。企画書を想定します。「誰かを喜ばせたい」「誰かを楽しませたい」など、企画書では、人間の感情がゴール。集めたモノを感情別に意識して仕分けると、後々の発想がかわってきます。
問3:
否定されることばかり。
どうしたら、同意を得られるの?
同じことでも人を変えて話しましょう。アイデアというのは、何かの組み合わせです。雑談の時に、何が何と組み合わさると面白いか、意識することです。
予算がなくても、何かに置き換えることができるヒントがみつかります。材料の手抜きはもちろんダメです。精進料理のように、組み合わせを変えることです。
私が関わった「仮面ライダー」は、何かとの組み合わせで生まれます。ライダーと何を組み合わせると面白くなるのかを考える――電車に乗せてみるとか。問1で見つけられたお客様の顔を考えて、材料を探していると、ピタっとはまる瞬間があります。
今年の仮面ライダーは、フルーツ。普通ならありえないかもしれませんが、フルーツを鎧に見立てて、と考えていくと、一見かみ合わないようなものがかみ合うことも!
そのために、必要なことがみっつ目のステップ「雑談リフレイン」。
打ち合わせが始まる前の雑談が大事。「何に興味ありますか?」「何が最近おもしろかったですか?」などお勧めします。
特に、ジャンルが違う人との雑談がよいです。