武田薬品工業
1781(天保元)年、初代近江屋長兵衛が大坂・道修町で薬種仲買商を始めたのがタケダの始まりとなった。その後、1925年に「武田長兵衛商店」となり、1943年に現在の「武田薬品工業」に社名変更した。現在、全世界における当社グループの企業ブランドシンボルとして使用しているロゴマーク「抱き山」は、創業当時ののれんに刻まれた最も古いロゴマーク「抱き山・本」をベースにしている。「抱き山」は、近江屋本家の出身地・近江と商売拠点・大阪の間にある二つの山を上下に抱き合わせた形と伝えられいる。
関連ニュース
2022年医薬品市場を証券アナリストが展望、求められる「経営者の対話力向上」
医薬経済ONLINE
新型コロナウイルスのパンデミックから2年が経過した。ワクチンや治療薬の開発では欧米大手やバイオベンチャーはもとより、中国にも遅れをとった。当初はアビガンなどの抗ウイルス薬の緊急承認や早急なワクチン開発に向けて、政治・行政と業界が一致団結して動くとみられたが、感染拡大が加速するなかで尻つぼみに終わったと言わざるを得ない。グローバルでの日本企業の存在感は一段と低下、地盤沈下していると言わざるを得ない。

製薬王者「武田薬品」ブランド崩壊!自画自賛キャンペーンと凶報続きの開発品
医薬経済ONLINE
「武田ブランド」が、いま、音を立てて崩れている。開闢240周年を自画自賛する企業ブランディングキャンペーンを、年も押し詰まった昨年12月より慌ただしく展開し出したことが、彼らの「焦り」の度を如実に物語ろう。しかも、「世界に尽くせ、タケダ。」というキャンペーンコピーの文言を何度読み返しても、誰が、誰に当てたメッセージなのかがはっきりせず、心に刺さらない。

塩野義のコロナ飲み薬が海外勢より「後発」でも巻き返せる理由、製薬業界の2022年は大荒れ
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
製薬業界の2022年の話題は間違いなく、新型コロナウイルス感染症「経口治療薬」の本格登場だ。海外2社にやや遅れて塩野義製薬が実用化する見込み。約1年遅れで実用化見込みの「国産ものワクチン」も含め、日本勢の商機はいかに?

中外製薬が売上収益を2割強の上方修正!期初に想定外だった「ある要因」とは
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,笠原里穂
コロナ禍からの企業業績の回復は、勝ち組と負け組の格差が拡大して「K字型」に引き裂かれていくという二極化の議論が強まっている。そこで、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回は中外製薬や武田薬品工業など「製薬」業界4社について解説する。

製薬大手アステラス社長が説く「社内報酬格差とリストラ頻発」の必然
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
医薬品売上高2位のアステラス製薬。経営陣の高額報酬、相次ぐリストラ、手厚い退職加算金など、売上高トップの武田薬品工業に似通った点が多い。武田薬品に倣っているのか、否か。安川健司社長CEO(最高経営責任者)が真意を明かした。

#2
武田薬品の受注巡る竹中工務店vs大林組「竹林戦争」の内幕、忍び寄る鹿島の影
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
国内製薬最大手である武田薬品工業を巡り、関西系二大ゼネコンである竹中工務店と大林組が受注争いを繰り広げている。この「竹林戦争」を関係者は「長年強かった大林を竹中がつぶしにいったわけや」と内幕を語る。

予告
ゼネコン「地縁・血縁・腐れ縁」の終焉、上客との“馴れ合いビジネス”が弱肉強食へ
ダイヤモンド編集部
ゼネコンが従来のビジネスに限界を感じる中、お得意客との取引関係にも限界が訪れている。かつては地縁や血縁、銀行・財閥系列との関係などで縄張りがつくられた。しかし今、それを破るかたちで案件ひいては顧客の熾烈な奪い合いが繰り広げられているのだ。

#15
三菱商事、日本郵船、村田製作所…有力30社最新決算のアナリスト分析を一挙公開
ダイヤモンド編集部,篭島裕亮
日本を代表する時価総額上位の30銘柄について、最新決算をアナリストが分析。主要事業などへのコメントに加えて、業積推移や株価指標など重要データも掲載した。各セクターの注目企業の最新動向は、個人投資家はもちろん、ビジネスにも役立つはずだ。

#4
武田薬品が「PBR1倍割れ」の屈辱、6兆円買収のブーメラン直撃で大手製薬独り負けの末路
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
国内製薬トップの武田薬品工業は株価の割安・割高を知る指標「PBR」で、競合より激しく見劣りする。巨額企業買収で企業価値をいったんは上げたものの、同時に貸借対照表の「ある勘定科目」が増えたことがブーメランとなっている。

INDEX
決算最速反映!決算書100本ノック!2021冬
ダイヤモンド編集部
2022年3月期中間決算から「最速」のタイミングで、大人気の決算書特集をお届けする。今回の決算の重要ポイントは、“来期の見通し”だ。コロナ禍からの経済復活をにらんで、企業がどのようなストーリーを携えて成長戦略を描いているのかが如実に分かる。ビジネスパーソンや投資家にとって、決算書は最大の情報源だといえるのだ。ダイヤモンド編集部の会計特集はシリーズ累計126万部(「週刊ダイヤモンド」)。中でもこの『決算書100本ノック!』は人気企画である。日々流れる経済ニュースが、決算書ではどのように反映されているのか。本特集では、簿記や仕訳など難しい予備知識ゼロでも理解できるように、「財務3表」を大きな図で分かりやすく解説。おのずと決算書の勘所が身に付く設計になっている。決算書をマスターできれば、あなたのキャリアが豊かになること間違いなしだ。

年収が高い会社ランキング2021【大阪府・トップ5】3位武田薬品、2位伊藤忠、1位は?
ダイヤモンド編集部,柳澤里佳
上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、「年収が高い会社ランキング2021【大阪府】」を作成した。栄えある1位は?

年収が高い会社ランキング2021【大阪府/完全版】
ダイヤモンド編集部,柳澤里佳
上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、「年収が高い会社ランキング2021【大阪府】」を作成した。全200社の顔触れは?

#11
ITベンダー「出世の新ルート」は幹部から事業会社への転身、SE転職最新事情も徹底レポート
ダイヤモンド編集部,竹田幸平
大手ITベンダーから事業会社に幹部級人材が続々と移る「出世の新ルート」が判明した。その実態をレポートするとともに、人材難が叫ばれて久しいシステムエンジニア(SE)の転職市場動向について、トップヘッドハンターを直撃し最新事情を聞いた。年収爆上げの秘訣とは?

#8
武田薬品から独立したベンチャーの社長が「あえてタケダ社員の採用を避けた」理由
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
武田薬品工業発ベンチャーのGenAhead Bio(ジェナヘッドバイオ)。2020 年ノーベル化学賞受賞で話題になったゲノム編集技術「クリスパー・キャス 9」を非独占的ライセンス契約の下で取り扱い、最短で2年後の IPO(新規株式公開)を目指す。

#7
武田薬品OBのロート製薬社長が狙う「旧タケダ超え」、大衆薬売上高1000億円の野望
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
ロート製薬は今夏、武田薬品工業と関係が深かった痔治療薬「ボラギノール」製造販売元を子会社化した。ロート製薬を率いるのは武田薬品大衆薬子会社(当時)を去った杉本雅史社長。内に秘めた野心を語った。

#6
武田薬品の研究所大リストラで生まれたベンチャーに迫る「給与保障が終わる日」
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
武田薬品工業の国内研究所では2016~17年にリストラがあり、その機に会社から独立するベンチャーが約10社誕生した。これらベンチャーは“ある事情”により、来年から厳しい局面に立たされる。

#5
武田薬品リストラ組が「退職金5000万円超」で株投資!FIRE夢見た50代男性のリアル
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
武田薬品工業は昨秋に希望退職者を募集し、約500人が会社を去った。その1人である50代の元社員は転職で年収が激減したが、退職加算金としてまとまったカネを手にした。これを株式投資に充て、会社勤めからの解放を目指した。

#5
武田薬品CEO「年収18億円」の陰で、実は社外取締役も超高給取りの実態
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長兼CEO(最高経営責任者)は近年、日本企業でトップを争う報酬を得ていることで有名になった。実は社外取締役も高給取りで、業界エリートと化していた。

#4
武田薬品が製薬・世界トップ10「陥落」の崖っぷち、コロナバブル乗り損ねの憂鬱
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
新型コロナウイルスワクチン・治療薬開発で「周回遅れ」の国内製薬業界を尻目に、世界の製薬業界はコロナバブルに沸く。武田薬品工業はバブルに乗れず、今年度はトップ10から陥落する恐れが出てきた。

#3
武田薬品エリートが旧子会社から続々流出!元社長はロート製薬、ついに「あの大物」も
ダイヤモンド編集部,土本匡孝
武田薬品工業は今春までに武田コンシューマーヘルスケア(現アリナミン製薬)を売却した。売却と前後して人材が次々抜け、ロート製薬など大衆薬業界内外に散った。新会社となって約半年、「あの大物」も会社を去る。
