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第37回
入院から退院まで2週間以内が当たり前!?長期入院させてもらえない病院のウラ事情
早川幸子
大病院での食道がん手術後、経過が思わしくなく、カテーテルなどの管だらけになってしまったAさん。「退院はまだ先だろう」と思った矢先、担当医にビックリすることを言われたのだ。「Aさん、退院していいですよ」
入院から退院まで2週間以内が当たり前!?長期入院させてもらえない病院のウラ事情
第120回
調理法でリスクが変わる?前立腺がんとフライパン
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
定年をにらんだ50代後半ころからじわじわ表面化してくる前立腺がん。診断・治療法が進化したので、死亡率は減少傾向にある。進行が非常に遅いタイプが多く、直接的な死因になる人は一部にすぎない。とはいえ、第二の人生の引き出物が「告知」ではツマラナイのは確か。
調理法でリスクが変わる?前立腺がんとフライパン
第36回
東京医大茨城医療センターが行政処分保険指定取り消しで地域医療はどうなる?
早川幸子
9月21日、厚生労働省の分局である関東信越厚生局が発表した行政処分に、医療界に動揺が走った。茨城県・阿見町にある東京医科大学茨城医療センターが、保険医療機関としての指定を取り消され、健康保険が使えなくなってしまったのだ。
東京医大茨城医療センターが行政処分保険指定取り消しで地域医療はどうなる?
第116回
骨折歴、喫煙、やせ型で要注意男性骨粗鬆症管理ガイドライン
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
ひと昔前まで高齢女性の病気とされてきた骨粗鬆症(こつそしょうしょう)。男性の骨量が多いのに加え、女性より短命なことも一因だろう。しかし男性の寿命が延びるにつれ、患者数が増加してきた。
骨折歴、喫煙、やせ型で要注意男性骨粗鬆症管理ガイドライン
第115回
10月はピンクリボン月間超音波とマンモで検診を
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
今年もピンクリボン月間が始まった。さすがに世界規模の乳がん啓発運動である「ピンクリボン」を知らない方は少ないだろう。ただ、その中身となるとまた別かもしれない。ピンクリボン運動は「乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の受診を促進する」一連の活動を指す。
10月はピンクリボン月間超音波とマンモで検診を
第114回
抗酸化成分が決め手!?急性膵炎は野菜で予防
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
チュートリアルの福田充徳さんや次長課長の河本準一さんなど、なぜかお笑いタレントの緊急入院が目立つ「急性膵炎」。深酒の刺激などで膵臓内の消化酵素が活性化し、自分自身を自動消化してしまう痛い病気。膵臓周辺に広がると、激烈な腹痛や何時間も続く激しい嘔吐が生じる。
抗酸化成分が決め手!?急性膵炎は野菜で予防
第35回
患者のため?それとも経営のため?最近、調剤薬局でジェネリックを勧められるワケ
早川幸子
「ジェネリックを使ってみませんか?」「飲み残したお薬はありませんか?」最近、調剤薬局で薬剤師からこのように言われたことはないだろうか。実は、今年4月に行われた医療費の改定で、こうした働きかけが調剤薬局の報酬に影響を与えることになったのだ。
患者のため?それとも経営のため?最近、調剤薬局でジェネリックを勧められるワケ
第111回
身近な薬に驚きの効果アスピリンでがん予防
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
柳の抽出液に含まれる天然の消炎鎮痛成分「サリチル酸」が起源のアスピリン。古代ギリシャの医学の父、ヒポクラテスも処方した由緒ある薬だ。消炎鎮痛薬としておなじみだが、医療現場では心筋梗塞や脳卒中の発症要因となる血栓形成を抑える薬としても使われている。
身近な薬に驚きの効果アスピリンでがん予防
第108回
ロング缶1本で死亡リスク低下心筋梗塞生還後の適量は?
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
初発の心筋梗塞を生き延びた男性医療従事者、延べ2000人余りを20年間追跡した米国からの報告によると、生涯最初の心筋梗塞発作から無事に生還した男性は「適量」の飲酒を心がけたほうが、その後の生存率がいいらしい。
ロング缶1本で死亡リスク低下心筋梗塞生還後の適量は?
第34回
なぜ、健康保険は強制加入なのか?「厚生白書」に紐解く国民皆保険の理念
早川幸子
「健康保険は、死生観などに合わせて必要だと思う人だけ、任意で加入すればいい」。一見、もっともな言い分にも思えるが、果たしてそうした考えで、この社会はうまく成り立っていくのだろうか。
なぜ、健康保険は強制加入なのか?「厚生白書」に紐解く国民皆保険の理念
第33回
厚労省で始まった医療の費用対効果の議論は貧富の差で命に線引きされる時代の到来を告げる!?
早川幸子
保険財政を理由に、健康保険適用のルールに経済的な視点を取り入れようという動きが出ている。難病などの医薬品などは議論の対象にはしないと言われているが、難病に指定されていなくても、患者数が少なく、治療方法の研究が進まない病気はたくさんあり、線引きは難しい。
厚労省で始まった医療の費用対効果の議論は貧富の差で命に線引きされる時代の到来を告げる!?
第106回
6時間未満と8時間以上は危険睡眠時間で心疾患を予防?
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
年齢とともに眠りの質が悪くなった、とはよく聞く話。しかし、英米で行われた「生活の質(QOL)」に関する二つの調査研究によると、むしろ加齢とともに精神状態が安定し、ぐっすり眠れるようになるらしい。
6時間未満と8時間以上は危険睡眠時間で心疾患を予防?
第6回・最終回
医者も人間です……筆者の尿管結石経験談から予防法と痛みに襲われたときの対処法を考える
旭 伸一
医者も人間。今回は筆者が尿管結石になったときのストーリーを基に、その予防法と症状が出たときの対処法をお伝えしようと思います。あれは2011年9月のことでした。焼けるような激痛に、ただただ、うめいているだけでした。
医者も人間です……筆者の尿管結石経験談から予防法と痛みに襲われたときの対処法を考える
第32回
オリンピックと政局報道の陰で密かに進行している「国民皆保険」の危機
早川幸子
誰もが平等に医療を受けられる「国民皆保険」制度は、日本が世界に誇れる素晴らしい制度だ。それを崩壊に導く可能性のある法案が、国民がオリンピックに浮かれている間に、どさくさに紛れて採決されようとしている。
オリンピックと政局報道の陰で密かに進行している「国民皆保険」の危機
第5回
検査値の異常は本当に“異常”なのか健康診断結果の正しい扱い方
旭 伸一
健康診断で結果をみて、異常値を指摘されても、決して慌ててはいけません。冷静にその異常値がどのような意味を持つのか、どのようにその異常値を捉えれば良いのか、考えてみましょう。
検査値の異常は本当に“異常”なのか健康診断結果の正しい扱い方
第31回
なぜ生活保護受給者にジェネリック医薬品の使用促進通知が繰り返し出されるのか
早川幸子
4月13日、厚生労働省の社会・援護局から1通の通知が出された。タイトルは「生活保護の医療扶助における後発医薬品に関する取り扱いについて」で、生活保護受給者にジェネリック医薬品の使用を促すための具体的な取り組みが記載されている。
なぜ生活保護受給者にジェネリック医薬品の使用促進通知が繰り返し出されるのか
第102回
この数年は新薬ラッシュ尿からの糖排泄促進薬も糖尿病治療薬
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
現在、全世界の糖尿病患者は2億5000万人。しかも毎年、700万人(10秒に1人)が新たに糖尿病を発症、このままでいくと2025年には患者数が3億8000万人を超えると予想されている。
この数年は新薬ラッシュ尿からの糖排泄促進薬も糖尿病治療薬
第101回
あの手この手で薬を配送マイクロチップやDNAロボットもドラッグ・デリバリー・システム
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
先月、米国の学術誌に一つの臨床試験結果が報告された。閉経後骨粗鬆症の女性の皮膚の下に、骨量の増減に関連するヒト副甲状腺ホルモンを封入したマイクロチップを埋め込み、双方向のワイヤレス通信で1日1回、薬剤を放出。試験参加に同意した8人全員で新しい骨をつくる動きが促進されたという。
あの手この手で薬を配送マイクロチップやDNAロボットもドラッグ・デリバリー・システム
第30回
生活保護費3.7兆円の半分は医療費医療制度の歪みが生む長期入院の見直しこそ急務
早川幸子
生活保護の不正受給が問題になっているが、保護費全体に占める割合は0.4%程度だ。一方で「医療扶助」と呼ばれる医療費は、2010年度の生活保護費の総額3兆3296億円のうち、47%の1兆5701億円を占めている。
生活保護費3.7兆円の半分は医療費医療制度の歪みが生む長期入院の見直しこそ急務
第99回
あなたは健康ですか?その答えで、人生が丸わかり自己評価健康状態(self-rated health)
井手ゆきえ,-週刊ダイヤモンド編集部-
どうやらわれわれの寿命は思った以上に「自己責任」らしい。なにしろ「健康状態は最悪」と自己評価している人は「最高」と自賛する人の3.3倍、死亡リスクが上昇するのだから。
あなたは健康ですか?その答えで、人生が丸わかり自己評価健康状態(self-rated health)
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