相沢光一
第271回
東北楽天パ・リーグ優勝の立役者となり、開幕連勝記録も更新中の田中将大投手。今はクライマックスシリーズを勝ち抜き、日本シリーズにも勝って日本一になることに集中しているだろう。だが、それが終わると別の目標が生まれることが濃厚だ。メジャーへの挑戦である。

第270回
巷には2020年オリンピックの東京招致成功の余韻がまだ残っているが、その2年後の2022年のFIFAワールドカップも、ひょっとすると日本で開催される可能性が出てきた。

第269回
日本プロ野球史を塗り替えるふたつの偉大な記録が達成された。ひとつは東北楽天・田中将大の連勝記録であり、もうひとつは東京ヤクルト・バレンティンのシーズン本塁打記録だ。

第268回
2020年オリンピックの招致競争で東京が勝利した。夏季五輪は昨年のロンドン大会で30回を数えるが、複数回開催された都市は過去に3カ所ある。ロンドンが3回、アテネ、ロサンゼルスが2回。これに東京が肩を並べたわけだ。

第267回
東京ドームで行われる巨人主催試合の平均観客動員数が今シーズン、過去最高を記録することが確実になった。もっとも過去といっても、プロ野球でも観客動員の実数が発表されるようになった2005年以降の「9年間」でだ。

第266回
8月はヨーロッパ各国のサッカーリーグが開幕する時期に当たる。これからは日本選手の動向を中心に欧州サッカーリーグの報道も増えてくる。どこの国のリーグに誰がいるか、所属クラブの実力はどのレベルか、といったことぐらいは頭に入れておきたい。

第265回
イチローの日米通算4000本安打達成がいよいよ間近に迫ってきた。その瞬間、日本のメディアがイチロー称賛報道であふれる一方で出て来そうなのが、日本のプロ野球とMLBの合算での4000本に異を唱える声である。

第264回
「虎ファンが嘆く… 高給取りばかりが集まる鳴尾浜」先週、こんな見出しの記事がネットでちょっとばかり話題になった。阪神タイガースファン御用達のスポーツ新聞、デイリースポーツが報じたもので、鳴尾浜とは阪神の2軍の本拠地だ。

第263回
夏の高校野球が今週木曜(8日)に開幕するが、今大会の地方予選では「公立高校の奮闘」が話題を呼んだ。現在の甲子園大会はで上位に進出するのは私立の強豪校ばかり。甲子園における「公立高校」の現状はどうなっているのか。

第262回
先週、J2で興味深い出来事があった。コンサドーレ札幌がベトナム人選手の獲得を発表。レ・コン・ビンという27歳のFWで、ベトナムのVリーグで過去3回年間最優秀選手に輝くベトナムサッカー界を代表する“顔”だ。

第261回
サッカー東アジアカップで日本代表に選出された2人、豊田陽一(鳥栖)と鈴木大輔(柏)は石川県の星稜高校出身だ。星稜といえば本田圭佑の出身校として知られ、豊田と鈴木が代表に残れば、W杯のメンバー中3人が星稜高校出身者ということもあり得る。

第260回
2年おきに開催される「大学生のオリンピック」夏季ユニバーシアードが現在、ロシアで行われている。この大会での日本選手団の実力はなかなかのものなのである。前回大会ではメダル獲得数第3位、今回は現在同第2位につけているのだ。

第259回
今週末、夏の甲子園を目指して全都道府県で地方大会がスタートする。高校野球に欠かせない要素としてブラスバンドによる応援演奏があるが、各会場で鳴り響くことが確実な新しい曲があるのだ。NHK連続テレビ小説『あまちゃん』のオープニング曲である。

第258回
スポーツをビジネスの視点からレポートする英国の月刊誌『SportsPro』。このメディアサイトで毎年恒例となっている「The World's 50 Most Marketable Athletes2013」が発表された。今、世界で最も市場価値のあるアスリート50人である。

第257回
プロ野球OBは学生野球の指導をしてはいけない、どうしても指導したければ長期間教職に就き「プロの色」を消してからだ、というヘンテコなルールが長年まかり通ってきたのが日本球界である。この規定がついに無くなることになった。

第256回
2011年から採用されたNPBの統一球が3年目の今季、秘密裏に「飛ぶように」調整されたことが明らかになり大騒動になっている。NPBは調整の事実を公表しなかったばかりか、「変更はない」と球界関係者やファンを欺き続けてきた。なぜこのような失態を演じてしまったのだろうか。

第255回
ザックジャパンが2014FIFAワールドカップ出場を決めた。出場は5大会連続であり、しかも予選通過一番乗り。さて、それでは日本以外の強豪国や各地区の予選はどうなっているのか。ここでチェックしておこう。

第254回
2020年夏季五輪実施競技争いに勝ち残る競技はどれか。突如としてこの話題でヒートアップすることになったのが我が日本である。「レスリング」と「野球・ソフトボール」どちらの競技にも国民から同様の期待が集まり、実施してほしいと思っている国はまさに日本なのだ。

第253回
女子サッカーのなでしこリーグでは、今季もINAC神戸が強い。開幕から9連勝、通算46連勝中だ。この「1強」状況の是非を問う投票がYahoo!ニュースで行われているが、どうやら意見は二分されているようだ。

第252回
5月13日に行われたプロ野球実行委員会で新たな取り決めがあったことが明らかになった。試合中、ベンチ前で選手が行うキャッチボールの全面禁止である。これまでは当たり前のように見られていた光景だが、今季まず2軍戦で導入、問題がなければ来季から1軍でも適用されることになる。
