2009.11.19 日本経済復活を見据えて準備せよ!不確実性に負けない「最強の中核戦略」 先進国の景気回復基調が鮮明になってきたが、依然として不安要素は多い。「病み上がり」の今こそ、柔軟な経営が不可欠だ。最終回では、業界を問わず今後の不確実性に対処するための「最強の中核戦略」をお伝えしよう。
2009.11.12 あり得ない想定が現実になった!先を読む「中核戦略策定法」を初公開 不況下では、いつ何時「あり得ない」事態が起きるとも限らない。ならば、常日頃から最悪のシナリオを想定しながら戦略を立てる必要がある。今回は、あり得ない事態が現実となった監査業界のケースを紹介しよう。
2009.11.5 損失を考えずに利益だけを思い描く――。中核戦略を誤らせる「心理作用」の罠 「ただでさえ大変な時期に、事業シナリオをいくつも思い描けるはずがない」。不況下の中小企業からは、こんな溜め息が聞こえてきそうだ。だが、柔軟な発想を怠ると、「中核戦略」そのものが揺らいでしまう危険がある。
2009.10.29 消費欲低下と安全志向が「二大不確実性」消費財業界が縮小市場で生き残る道は? 小売業界と同様、不況のただ中に置かれている消費財業界。消費低下の大きなうねりや消費者の過度な安全志向の高まりなど、この業界を覆う「不確実性」は多い。企業が暗雲に飲み込まれないためのヒントをお伝えしよう。
2009.10.22 「列強総崩れ」を尻目に急成長組が続々小売業界の“勝てる戦略”はこう変わった! 百貨店をはじめ、これまでの「王者」が総崩れの様相を呈している小売業界。だがそれを尻目に、低価格・高品質の商品を武器に急成長を遂げている企業も多い。同じ苦境下で、何故これほど「戦略の差」が出るのか?
2009.10.15 医療機器業界「三大環境変化」の行方現場効率化への貢献なくして成長は難しい 不況でも需要が衰えることがない医療機器業界。しかし、大不況を境に、医療現場のニーズは、想像以上のスピードで変化し続けている。現場の経営効率化に向けたコンサルティング力強化が、勝ち残るための条件となる。
2009.10.8 傷は浅くても不確実性が多い通信業界財務体質強化で「面の戦略」を展開せよ! これまで分析してきた業界と比べて、通信業界はリーマンショックで大きな打撃を被っていない。だが、将来的に戦略のパラドックスを招きかねない「不確実性」は山積している。新たな事業展開の考案は、早眉の急だ。
2009.10.1 世界的な自由化への布石を打てるか?航空運輸業界の雌雄を決する「柔軟戦略」 今回は、世界的に業績不振で苦しんでいる航空運輸業界を取り上げ、「戦略のパラドックス」の観点から分析する。航空運輸業界は「オープンスカイの動向・燃油費の変動・景気動向」といった不確実性に大きな影響を受けており、これからもそれは変わら…
2009.9.24 ポスト・リーマンショックの自動車業界(2)電気自動車が招く「業界構造の大転換」 リーマンショックの影響により、激変の様相を呈している自動車業界。今後各社はどこへ向かうのか? 前回に引き続き、今回は勝ち残るためのキーワードとなる「EV」(電気自動車)を軸に、業界の行方を占おう。
2009.9.17 ポスト・リーマンショックの自動車業界(1)想定を上回る「激変シナリオ」の行方 リーマンショックの影響により、あらゆる産業の中で最も変容を遂げた自動車業界。金融危機発生の前後で比べると、当初の予測シナリオはまさに「対極」へとずれてしまった。業界が今進もうとしている方向を考察する。
2009.9.10 偶発戦略により将来を“面”で捉える!HDD業界に見る「柔軟経営」の極意 肝入りで始めた経営戦略が、かえってリスクを招いてしまう――。そんな「戦略のパラドックス」に陥らないためには、不確実性に対処する「偶発戦略」が重要だ。今回はHDD業界を例にとり、詳しく説明しよう。
2009.9.3 「一寸先は闇」の不確実性経済で“矛盾の罠”に陥らない経営戦略とは? 世界危機の後遺症で、過去に例がないほど「不確実性」が増している経済には、「戦略のパラドックス」という大きな落とし穴がある。激動の市場で企業が勝ち残るためには、どんな経営戦略を考えるべきなのか?