野口悠紀雄

野口悠紀雄

(のぐちゆきお)
一橋大学名誉教授

1940年東京生まれ。63年東京大学工学部卒業、64年大蔵省入省、72年エール大学Ph.D.(経済学博士号)を取得。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授などを経て、2011年4月より早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問、一橋大学名誉教授。専攻はファイナンス理論、日本経済論。主な著書に『情報の経済理論』『1940年体制―さらば戦時経済』『財政危機の構造』『バブルの経済学』『「超」整理法』『金融緩和で日本は破綻する』『虚構のアベノミクス』『期待バブル崩壊』『仮想通貨革命』『ブロックチェーン革命』など。近著に『中国が世界を攪乱する』『経験なき経済危機』『書くことについて』『リープフロッグ 逆転勝ちの経済学』『「超」英語独学法』などがある。野口悠紀雄ホームページ

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『野口悠紀雄 使える!「経済データ」への道』

第43回
ビットコインで少額高頻度取引を実現する切り札「ライトニングネットワーク」とは
野口悠紀雄
ビットコイン普及のカギを握る「拡張性」問題を解決する切り札が、取引の当事者が電子署名で約束した一定のルールのもとで送金するライトニングネットワークだ。少額の高頻度での取引が可能になり、利用が飛躍的に増える可能性がある。
ビットコインで少額高頻度取引を実現する切り札「ライトニングネットワーク」とは
第42回
ビットコイン分裂は回避されたが、問題は今後も起こる
野口悠紀雄
新規格導入の主導権争いで「分裂」も予想されたビットコインだが、開発者やユーザーの提案を折衷した形の案がとりあえず採用され、ひとまず落着した。だが利用が増えれば常に「拡張性」の問題で対応を迫られることに変わりはない。
ビットコイン分裂は回避されたが、問題は今後も起こる
第41回
ビットコインは8月1日頃に本当に分裂するのか
野口悠紀雄
利用が急増するビットコインの処理能力をあげるシステム「拡張」の仕様などの刷新をめぐって開発者やユーザー入り乱れて議論が続くが、一部の陣営が8月1日前後に、規格の刷新を強行する可能性がある。ビットコイン分裂が現実味を帯びている。
ビットコインは8月1日頃に本当に分裂するのか
第40回
ビットコインを分裂させかねない「フォーク」とは何か
野口悠紀雄
ビットコイン普及のカギは、クレジットカードなどによる決済に比べ格段に落ちる取引の処理速度を上げることだ。利用が増えるのに伴い、システムをどういうやり方で「拡張」するかを巡って専門家の間で活発に議論が続いている。
ビットコインを分裂させかねない「フォーク」とは何か
第39回
「値上がり期待」だけの仮想通貨ブームの不健全
野口悠紀雄
ビットコインなどの仮想通貨が暴騰しているが、「値上がり期待」だけの購入は暴落の危険もあり、健全な姿ではない。送金手段などで利用が広がる中で、ビットコインを使って新しいビジネスをどう生み出していくか、そんな発想が重要だ。
「値上がり期待」だけの仮想通貨ブームの不健全
「働き方改革」は規制一辺倒より市場に任せたほうがよい
野口悠紀雄
過剰労働是正などの「働き方改革」の実効をあげるには、、規制一辺倒ではなく「経済原理」を活用することだ。残業に対する賃金の「割増率」を柔軟に設定したり、会社の外でもやれる仕事をアウトソーシングしたりすれば、労使の合理的な計算にもとずいて労働時間も適正化される。
「働き方改革」は規制一辺倒より市場に任せたほうがよい
限定正社員は「全員非正規化」につながる危険がある
野口悠紀雄
労働市場の流動化は、企業が非正規化で辞めさせやすくするのでなく、中途採用を増やせるようにするのが目的だ。それには規制緩和で企業が成長する環境を作ることだ。雇用政策は産業政策であり、雇用を増やす産業政策で大事なのは規制緩和だ。
限定正社員は「全員非正規化」につながる危険がある
第36回
賃金が下落するのは成長産業がパートに頼らざるを得ないからだ
野口悠紀雄
日本の賃金水準が下がっているのは産業構造の変化が根底にある。医療や福祉のように、パートに頼らざるを得ない生産性の低い産業のほうが成長率は高く、就業者のパート比率が高くなったからだ。全体の賃金上昇は、生産性の高い産業が成長することでしか実現しない。
賃金が下落するのは成長産業がパートに頼らざるを得ないからだ
第35回
「同一労働同一賃金」は正社員の給与引き下げ圧力になる
野口悠紀雄
働き方改革が目指す「同一労働同一賃金」はスローガン倒れだ。正規と非正規の賃金格差は仕事の内容に差があるからで、非正規雇用が増えたのは経済の構造変化が原因だ。形式的に行われれば正規社員の給与引き下げ圧力になる。
「同一労働同一賃金」は正社員の給与引き下げ圧力になる
第34回
「働き方改革」を「賃金カット」の体のいい口実にさせるな
野口悠紀雄
「働き方改革」で超過労働抑制が打ち出されたが、「過労死ライン」の長時間労働は減っていない。自宅に帰ってからも働く人が増えれば、仕事量は変わらずに「体のいい賃金カット」で終わる。労働生産性を上げないとそうなる。
「働き方改革」を「賃金カット」の体のいい口実にさせるな
第33回
副業・兼業社会の可能性を仮想通貨が大きく広げる
野口悠紀雄
個人が、フリーランサーとして働き、副業や兼業で、ウェブを通してさまざまな情報コンテンツを有料配布する社会がもうすぐ来る。ネックになっていたのが課金システムだが、仮想通貨(ビットコインが普及すれば簡単にできる。フリーランサーの可能性が広がる。
副業・兼業社会の可能性を仮想通貨が大きく広げる
銀行の海外送金システムがもはや「時代遅れ」の理由
野口悠紀雄
ビットコインの送金は、国内だけでなく海外送金でコストの安さなど、銀行よりさらに優位性を持つ。途上国との貿易拡大や安い労働力が活用できるなど、ビットコインによる送金システムを確立することは、日本の成長戦略としても重要だ。
銀行の海外送金システムがもはや「時代遅れ」の理由
第31回
メガバンクの仮想通貨、成功のカギは他行への送金コスト
野口悠紀雄
メガバンクが独自に発行する仮想通貨が広く使われる日が近ずいている。5月から行員同士の送金などの実証実験を始めた三菱東京UJF銀行では、来春には一般向けに発行するという。他の銀行も仮想通貨を発行し、他行預金保有者への送金が安い手数料でできるようになれば、一気に普及する可能性がある。
メガバンクの仮想通貨、成功のカギは他行への送金コスト
第30回
送金の便利さで、すでに銀行を超えているビットコイン
野口悠紀雄
ビットコイン(仮想通貨)による送金は、手数料の安さやいつでも瞬時に送れるなどで、銀行の送金システムより優れている。現実通貨に両替して送金するのも、手数料は銀行振り込みと同じか少し高い程度。送金の便利さでは、ビットコインはすでに銀行を乗り越えたといってもいい。
送金の便利さで、すでに銀行を超えているビットコイン
第29回
ウクライナ支援の寄付を世界中から集めたビットコインの仕組み
野口悠紀雄
ビットコインを使えば、地球上のどこにでも瞬時に送金ができる。ロシアとの紛争が続くウクライナで、垂れ幕にビットコインのコードが書かれていたバリケードの写真を見て、世界中から支援の寄付が集まったこともある。送金や受け取りの「財布」は、スマートフォンやパソコンに簡単な手続きで作ることができる。
ウクライナ支援の寄付を世界中から集めたビットコインの仕組み
第28回目
買物の決済を「仮想通貨」でする時代が始まった
野口悠紀雄
仮想通貨が4月から正式な決済手段として使えるようになり、一部の量販店舗で試験導入が始まった。店にとっても決済手数料がカードより安く、ビットコイン決済が零細な中小商店でも急速に普及する可能性もある。だが利用者は習熟するまでは少額の保有にとどめ、使い慣れてから残高を増やしていくのがよさそうだ。
買物の決済を「仮想通貨」でする時代が始まった
第27回
「働き方改革」に欠けているフリーランサーの存在
野口悠紀雄
政府の「働き方改革」の実行計画がまとまったが、欠けているのは会社などに属さないフリーランサーのような働き方だ。情報通信技術の進歩で仮想通貨などが普及すればさまざまな働き方が可能になり、残業規制や就業規則に縛られないで働くこができ、人手不足のサービス部門などの低生産性も高まる。
「働き方改革」に欠けているフリーランサーの存在
第26回
仮想通貨が仕事をどう変えるかを探る
野口悠紀雄
仮想通貨や人工知能などの新技術が実際の生活でも利用できるようになり始めた。銀行での送金が不要になり、フリーランスのような仕事が増えるなど働き方も大きく変わりそうだ。仮想通貨の利用を中心に、経済活動や生活が大きく変わる“革命”を一足先に体験してみる。
仮想通貨が仕事をどう変えるかを探る
第25回
「スマホで開ける鍵」が未来社会の重要なインフラになる
野口悠紀雄
ブロックチェーンで運営されるスマートロックは、シェアリングエコノミーで相手と直接に取引することを可能にする。現在、UberやAirbnbなどによって中央集権的に行なわれているシェアリングエコノミーを分散化し、未来社会の重要なインフラになるだろう。
「スマホで開ける鍵」が未来社会の重要なインフラになる
第24回
ビジネスモデルの破壊者AirbnbやUberも遠からず破壊される
野口悠紀雄
イノベーションを生み続けるITビジネスでは、UberやAirbnbのような中央集権的なサービスも遅からず陳腐化し、いずれ不要になると考えられる。規制の議論も、根本から見直す必要がある。
ビジネスモデルの破壊者AirbnbやUberも遠からず破壊される
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