2022.4.27
コロナ流行中に「メタボ脂肪肝」が増加、宅飲み・1食抜きが影響か
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍で“メタボ脂肪肝”リスクが上昇している。メタボ脂肪肝――。正しくは代謝異常関連脂肪性肝疾患(MAFLD)という。アルコール性肝疾患や、肝炎ウイルス感染による肝疾患ばかりが注目され、代謝異常による肝…
医学ライター
2022.4.27
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍で“メタボ脂肪肝”リスクが上昇している。メタボ脂肪肝――。正しくは代謝異常関連脂肪性肝疾患(MAFLD)という。アルコール性肝疾患や、肝炎ウイルス感染による肝疾患ばかりが注目され、代謝異常による肝…
2022.4.20
寝起きや座った姿勢から起立した数分後に、立ちくらみや吐き気に襲われる「起立性低血圧(OH)」。血流が重力に引っ張られて下半身へ集まり、一過性に脳血流が不足して生じる。典型的には起床後の2、3分以内に生じるが、数十秒以内に上の血圧が40mm…
2022.4.6
幼稚園や保育園、小中学校など新たに始まる集団生活に不安を感じる親御さんも多いだろう。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の患者数が高止まりしている今はなおさらだ。子どもの重症化リスクは高齢者より低いとはいえ、ゼロというわけではない…
2022.3.30
低炭水化物食は、がんの予防や進行抑制に効くか否か。現時点で明快な答えはない。賛成派の主張は、低炭水化物食で、がん細胞のエネルギー源となる糖質を枯渇させて「兵糧攻めにする」というもの。懐疑派は低炭水化物食でがんの縮小を認めたのは動物…
2022.3.23
リハビリテーション(リハビリ)は術後の機能回復訓練と思われているが、近年は回復のための体力を事前に養う「術前リハ」が行われ始めている。たとえば、がんの手術前に術前リハを行うと術後の合併症が減り回復が早まる効果が期待できる。
2022.3.16
眠るだけで痩せます――。怪しげなダイエット本のようだが、まともな試験の報告。睡眠不足は過食や消費エネルギーの低下を招き、肥満につながることが知られている。ならば、十分に眠れば体重は減るだろうか。米シカゴ大学の研究チームがこの素朴な…
2022.3.14
認知症の発症を確実に防ぐ方法はない。だが、世界の専門家がこれまでのエビデンスを調査分析した結果、リスクを減らし予防できる可能性が見えてきた。では何をすればいいのか。エビデンスが示す○×判定をご紹介しよう。
2022.3.14
家族も本人も認知症になったことを受け入れられない発症早期、症状が進み失禁やせん妄、徘徊への対応に振り回される中期……。介護する家族はじわじわと追い詰められ、逃げ場をなくす。介護で落とし穴にはまらないためのヒントはあるのか。現場をよ…
2022.3.9
認知症患者の腸内細菌には変化が生じている。注目されるのは、ヒトの腸内細菌の2~4割を占め、「日和見菌」といわれるバクテロイデス菌だ。
2022.3.2
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、感染者のなかでも特に感染を拡げる「スーパースプレッダー」の存在が知られている。こうした患者は、体内でのウイルスコピー数(ウイルスの量)が多く、しかもウイルスを外に排出する期間が長いので、知ら…
2022.2.23
およそ10年前のデータだが、日本やイタリアなど4カ国の男性(40~70代)を対象に行われた勃起障害(ED)の有病率調査で、中等~重症のEDを自覚している日本人男性は34.5%、3人に1人という高い割合だった。ED治療には、バイアグラなどのPDE5阻害薬…
2022.2.16
日本でも、新型コロナウイルスワクチンのブースター接種が始まった。当初、オミクロン変異への有効性が疑問視されていたが、先行している英米からの報告では、追加接種で80~90%の入院抑制効果が期待できるようだ。対アルファ変異、デルタ変異ほど…
2022.2.9
高血圧を指摘されると脳・心血管疾患が心配だが、大腸がんも気にした方がいい。東京大学医学部附属病院・循環器内科の金子英弘氏らは、健診情報や診療明細情報のデータベース(JMDC)に蓄積される医療情報を利用し、血圧と大腸がんとの関係を解析し…
2022.2.2
新潟大学などの研究グループは、以前から「咀嚼力」――ものを細かくかむ能力とメタボリックシンドローム(メタボ)との関係を調査している。
2022.1.26
高齢化とともに有病者が増える「認知症」。わずか3年後の2025年、日本の65歳以上の5人に1人が認知症になると推計されている。現時点で認知症を根本的に治療する薬剤や手段はない。予防と進行抑制を徹底することが重要だ。
2022.1.19
1-800-273-8255。米国版「いのちの電話(Life Line)」の番号をタイトルにしたラップをご存じだろうか。歌詞は死にたいと思い詰めている人の言葉に始まり、曲半ばから電話の向こうでそれに応える第三者の声が交じりあう。そして曲の終盤、ついに「…
2022.1.12
冬季は脳内出血など脳卒中が発症しやすい季節だ。特に入浴時は肌寒い浴室で血管がキュッと縮まり血圧が上昇するうえに、早く温まろうと熱めの湯に漬かると交感神経が優位になり急激に血圧が上昇。血管が破れる危険性が増す。
2022.1.5
昨年11月、米国心臓協会は「心血管の健康増進のためのガイダンス2021」を公表。科学的根拠に基づき、脳と心臓を守る健康的な食事スタイルを勧めている。それによると――。
2021.12.22
厚生労働省は2021年11月26日付の健康局長通知で、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの「積極勧奨差し控え」を廃止。およそ8年半続いた「定期接種だが積極的に勧奨はしない」という責任逃れの異常事態にようやく終止符が打たれた。
2021.12.15
がんの手術後は、肩関節が動かしにくくなる「拘縮」が生じることがある。痛みが怖くて肩関節をかばってしまうが、安静が過ぎると可動域がますます狭くなり、着替えや洗面、入浴など日常の動作や家事、仕事にも支障がでる。
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