2021.6.30 スマートバンド・スマートウォッチ活用法、健康管理がここまでできる! 健康管理アイテムとして人気のスマートバンド。緊張する診察室で1回こっきりの検査を受けるより「通常運転」の健康状態を把握しやすい。平時との比較で異常の早期発見が期待できるため、臨床応用を目指した研究が進んでいる。米スタンフォード大学…
2021.6.23 「Zoom疲れ」4つの原因と解決策、米スタンフォード大の研究より コロナ禍で定着したリモートワークで「Web会議疲労」、いわゆる「Zoom疲れ」が懸念されている。米スタンフォード大学の研究グループは、Web会議に特有の疲労感の原因を分析。同時に解決方法を提案している。
2021.6.16 心不全が40代50代に増加中、予防には早めの心臓ケア開始を 先月10日、循環器病に関わる新たな団体として「日本循環器協会」が発足した。近い将来の「心不全パンデミック」に備え、予防啓発に力を入れる。心不全は高齢者の病気と思われがちだが、近年は原因疾患の高血圧症や2型糖尿病が増加し、40代、50代で…
2021.6.9 新型コロナワクチン接種前後の心得、接種翌日は念のために有休、公休を 高齢者を対象としたワクチン接種が進んでいる。「予定」では、一般成人への接種も夏には始まる。ここまでいろいろな情報が錯綜(さくそう)し、接種に不安を感じているご本人やご家族も多いだろう。医療者として一足先にファイザー/ビオンテック製…
2021.6.9 速筋の筋力アップには「葉物野菜」が効く、豪州の調査より 筋力アップに効く栄養素というと、タンパク質やプロテインというキーワードが思い浮かぶが、もう一つ「硝酸塩」も忘れてはいけない。硝酸塩は緑の濃い葉物野菜に含まれる成分だ。動物実験レベルでは、硝酸塩水を与えると瞬発力を発揮する「速筋線維…
2021.6.4 歯周病は認知症など全身疾患を誘発、この自覚症状があれば受診を! 毎年6月4~10日は「歯と口の健康週間」だ。最近は乳幼児からの歯磨き習慣が定着し、子どもの虫歯は減少。2018年の歯科疾患実態調査によると、虫歯がある12歳児の割合は1993年の87%から10%へ激減している。ところが、25~85歳未満の成人では8割以…
2021.5.31 5月31日は「世界禁煙デー」、自粛ストレスからの喫煙増に危機感 毎年5月31日は、 WHO(世界保健機関)が制定した世界禁煙デーだ。例年、「たばこ業界から次世代を護れ」「たばこと肺の健康」など婉曲なテーマが掲げられるが、今年はズバリ、「Commit to quit(禁煙に取り組もう)」だ。喫煙がCOVID-19(新型コロ…
2021.5.26 子どものブルーライトカット眼鏡に、眼科関連6団体が「慎重意見」 就学前からデジタルツールを使う機会が増え、子どもにブルーライト(青色光)カット眼鏡を勧められるようになった。しかし先月、日本眼科学会など眼科関連6団体が「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」を出した。
2021.5.19 睡眠時間「6時間以下」で認知症リスク上昇、特に中年期が影響? 認知症と睡眠時間の長短に注目した調査は幾つかあるが、追跡期間が10年足らずなど、20年以上をかけて進行する疾患との関連を見いだすには、物足りないものが多かった。しかし先日、英国のホワイトホール(日本の霞が関に相当する官庁街)に勤務する…
2021.5.12 ニセの医療情報に「影響されやすいタイプ」とは?米心理学会が分析 この1、2年、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する偽情報が大量にばらまかれた。特に、SNSの影響は侮れず、誤った情報をうのみにして感染予防行動を軽視した人は、自ら健康リスクを背負い込むばかりか、公衆衛生上の障害になってしまった…
2021.4.14 新型コロナの再感染率は?感染半年後で0.65% デンマークでは昨年2月から、580万人の国民を対象にSARS-CoV-2(新型コロナウイルス)のPCR検査を拡大してきた。有症状者は国民健康保険制度内で、無症状でも希望者は4月に設立した「Test Center Denmark」の検査ステーションで、2歳以上の国民と海…
2021.4.7 腸内細菌叢で心臓を守る!「植物性」と「多様性」がポイント 近年、「お腹の健康」の域を超え、自己免疫疾患から心疾患、はては認知症など重大な病気にも関係していることが知られるようになった「腸内細菌叢」。たとえば、卵やエビ、赤身肉に含まれるL-カルニチンが腸内細菌に代謝されて生じる「TMAO」とい…
2021.3.24 コロナ後遺症の実態とは?無症状でも油断はできない! 米国立衛生研究所(NIH)は、今後4年間で政府から11億5000万ドル(およそ1200億円)の支援を受け、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)後遺症に関する調査研究を行うことを発表している。
2021.3.17 悪者扱いの精製穀物、「白米」だけはちょっと違うかもしれない理由 昨今、悪者扱いの精製穀物だが、白米はちょっと違うらしい。先月、国際疫学研究「PURE試験」から、全粒/精製穀物の摂取量と脳・心血管疾患、全死亡、血圧値の変動との関連を追跡調査した結果が報告された。
2021.3.10 花粉症なのかコロナなのか?見分け方4つのポイント 全国的にスギ・ヒノキ花粉が飛散している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と共存している今シーズンはどう乗り切ればいいだろう。
2021.2.24 食べる順番で食後の高血糖を抑制、「プロテインファースト」を心がけよう 食事は「自宅で健康管理」の基本。自炊が難しいときは、コンビニのお惣菜コーナーをうまく利用したい。1食分の最初に選ぶのは、タンパク系の惣菜だ。今は焼き魚や煮魚、豆腐や納豆、卵、サラダチキン、ハンバーグなど種類も豊富にそろう。食べたい…