
吉田 恒
第183回
過去最大に近い売られ過ぎ!ユーロ/円への為替介入はあるのか?
ユーロ安は欧州の国債格下げ後もすぐに行き詰まり、格下げ前よりむしろユーロ高へ戻ってきたわけですが、それはなぜだったのか?まず、考えられるのは、ユーロ売りの環境にあるとはいっても、さすがに極端な「売られ過ぎ」だったのではないかということです。

第182回
「仏ショック」のユーロ売りはまだ続くのか?カギは「欧州信用リスク」と「バブルの限界」
ついに、米国の大手格付け会社であるS&P(スタンダード&プアーズ)が、フランス国債から最高格付けの「AAA」をはく奪しました。今回は、これで欧州債務危機がさらに広がっていくことになるかについて考えたいと思います。

第181回
注目されるフランスショックの「Xデー」。影響は軽微だと考えるその理由とは?
欧州債務危機の中で、フランス国債の格下げが注目されています。私は、フランス国債の格付けが大幅に下げられる可能性は基本的にないと思うので、それでユーロや欧州の株が新たに大きく売られるような実質的な影響はないのではないかと思っていますが、果たしてどうでしょうか。

第180回
米景気と金利の「異常な関係」。FRBは2013年まで超低金利を続けられるのか?
先週発表された米国の景気指標は、引き続き市場予想よりも良い結果のものが目立った割に、金利は伸び悩む形となっています。そんななか、最近の米国景気と金利の関係が、ちょっと「異常」とも言えるような状況になっていることをご存知でしょうか?

第179回
急落中のユーロは反発するか? そして、米ドル/円の1月第1週が重要なワケとは?
ユーロは2012年入り早々、対米ドルで1.3ドルを大きく割り込み、対円では100円の大台を割り込むといった具合に急落が目立っています。このうち、特に対米ドルでのユーロ安は、中期的には当然の流れであり、まだまだ通過点に過ぎない可能性があると思います。

第178回
【2012年相場見通し(3)】記録的な割高となっている豪ドル/米ドルのカギを握るQE3
2012年の為替予想第3弾は、ユーロ、豪ドルの年間予想です。最初に結論をお話しします。ユーロは短期強気、中期弱気と考えています。短期的にはユーロ/米ドルは1.4ドル程度までのユーロ高がありそうだと思っていますが、その後は1.1ドルを目指すといったシナリオです。

第177回
【2012年相場見通し(2)】米国の利上げは2012年に始まる可能性あり!と考える理由
2012年の米ドル/円予想・後編です。2012年の米ドルの行方において最大の鍵を握るのは、2013年まで利上げはしないと宣言しているに等しいFRB(米連邦準備制度理事会)が、その宣言を撤回するかどうかでしょう。私はその可能性があると考えています。

第176回
【2012年相場見通し(1)】バーナンキのひょう変で2012年は「ドル高元年」となるか
今回から3回にわたり、2012年の為替相場を展望してみたいと思います。第1回目の今回は、米ドル/円の年間展望の前編です。最初に結論を申し上げると、私は、2012年は新たな円安・米ドル高が始まる年となり、「ドル高元年」になると考えています。

第175回
ユーロは記録的な売られ過ぎに。「反発なきユ-ロ下落」は続くのか?
ユーロは対米ドルで見ると、10月末から約1カ月半、ほぼ一本調子で下落してきました。欧州債務問題への根強い不信感は続いていますが、それとは別に、「反発なきユーロ下落」が、このまま続くかといった問題意識は1つあると思うので、それについて述べてみたいと思います。

第174回
謎解きはEUサミットのあとで。ユーロが1.4ドル、110円へ上昇する理由とは?
欧州の債務危機対策に注目が集まった先週末、12月8日(木)~9日(金)のEUサミットでしたが、その結果に対する一般的な評価は低いようです。日本の一般紙の見出しを見ても、「力不足の安全網」、「市場は厳しい目」といった感じですが、本当にそうなのでしょうか?

第173回
「ドラギ・ショック」で悲観論が急拡大。リスク回帰は後退してしまうのか?
欧州債務問題に端を発するリスク回避相場は、依然として予断を許さない状況が続いています。ただ、1つのクライマックスを迎えているのではないのでしょうか?

第172回
EU「世紀の取引」成立で為替はどう動く?ISM指数の改善はドル高へのシグナルか
今回は、米国の金利が景気不安一巡後の急騰局面に入っているのかということ、そして、EU(欧州連合)の「世紀の取引」成立説などについてもご説明いたします。

第171回
ドル/円の行方は120日線の攻防で決まる。ドル資金供給発表は「終わりの始まり」か?
12月2日(金)は、注目の米国雇用統計の発表が予定されています。ただ、結論的にいうと、私は雇用統計の結果以上に、米ドル/円が77.8円を大きく上回るかどうかがポイントではないかと思っています。

第170回
「ナゾの円安」は重大な岐路に!一段安でドルが83円へ向かう条件は2つ
先週から「ナゾの円安」のようになっていますが、12月にかけて、この流れは一段と広がるのでしょうか?私は、足元で77.80円近辺まで下がってきた120日移動平均線を完全に越えられるか、そして、欧米発のリスク回避が一段落するかの2つがカギだと見ています。

第169回
ドル/円が底堅くなってきた裏事情とは?「有事のドル高」が対円にも波及か
先週の米/ドル円は、77円前後で底堅い感じが出てきました。その中で、少し米ドルが上値をトライしそうな兆しすら出てきました。このおもな米ドル買いは、日本の銀行の米ドル資金調達の動きではないでしょうか。

第168回
日本が今、介入を決断するのは難しいが、それでも米ドル高・円安へ反転の可能性
10月31日(月)に行われた円売り介入の直後に80円近くまで急反発した米ドル/円でしたが、介入前の水準まで戻ってきました。米ドル/円は再び、75円割れを目指すような展開となるのでしょうか? それとも、再度の介入などをきっかけとして、米ドル高・円安となるのでしょうか?

第167回
「恐怖指数」は重大な分岐点に!危機相場回避のカギはECBと「緊急G20」か
昨年から3度目となる本格的なリスク回避相場に向かうか、重大な岐路に立っていると思います。私は、それを防ぐ手もなくはないと思っています。これからこの点について述べます。果たしてどうでしょうか。

第166回
欧州危機でもユーロが下がらないワケは?11月は1.36ドルを大きく下回らない見通しに
欧州危機によるユーロ安は、懸念されているほど広がらないのではないでしょうか?ちなみに、ユーロには年末に下がりにくいという経験則もあり、それからすると、11月のユーロは1.36ドルを大きく下回らない見通しになります。

第165回
「ユーロ本位制」のリスク回避は終わった!イタリア・ショックの動揺も一時的に終わる
「ギリシャ・ショック」に続いて、欧州では「イタリア・ショック」が起きました。これで、金融市場にリスク回避の動きが一段と広がるのでしょうか?ハズレとなるかもしれませんが、私はそうはならず、先週の「ギリシャ・ショック」のように、一時的なものにとどまる可能性が高いと思っています。

第164回
ユーロ反発の影の主役は米国株とECB。欧州問題に伴うリスク回避は峠を越した!
ギリシャ危機が一服したと思っていたら、今度はイタリア危機といった感じで、相変わらず、欧州情勢に一喜一憂する展開が続いています。しかし、欧州の債務危機に伴うリスク回避はいったんの峠を越したと私は思っています。それは、次のようなデータを手がかりにしています。
