
平井陽一朗
最終回
今後、個々のユーザーレベルでのモビリティ事情はどう変わっていくのでしょうか? 大企業の変革や事業創出をご支援する私の感覚としては、今後は魅力的な電気自動車(EV)が市場にどんどん出てくるため、個人レベルでも確実にEVへの置き換えが進むだろうと予測しています。

第2回
海外ではテスラが旗振り役となり、自動車領域の脱炭素化を強力に推し進めてきました。これからは自動車メーカーに限らず、エネルギー会社や運送会社、商業施設といった異業種までもがEV業界に乗り出し、脱炭素化の大きなうねりとなっていくことが考えられます。

第1回
各国政府が脱炭素社会に向けて大きくかじを切る中、EV(電気自動車)がいま大きな注目を集めている。EV化をめぐる海外の動き、ならびに日本企業の対応を紹介しながら、また私自身の個人的な経験も踏まえて、EV・モビリティの未来をさまざまな視点からつづる。

最終回
当連載は「企業変革のレシピ」を全体テーマとし、大企業の変革をはばむ5つの壁と、4つの処方箋を紹介してきた。最終回となる今回は、全体を振り返ったうえで、DXを進めるために必要なアクションをまとめたい。

第10回
前回から2回にわたり、読者やクライアントの皆さんからの質問にお答えしている。今回は、新規事業の開発の進め方、アジャイルな組織、カルチャー醸成に関する質問にお答えしたい。

第9回
当連載も第9回を迎え、ありがたいことに読者やクライアントから質問をいただく機会が増えた。どの質問からも、デジタルトランスフォーメーション(DX)をやり切ることの難しさや、新規事業を生み出す苦悩がひしひしと伝わってくる。今回は、読者やクライアントの皆さんよりいただいたご質問にお答えしたい。

第8回
せっかく獲得したデジタル人材が大企業になぜ定着しないのか
選りすぐりの人材を獲得したとしても、彼らが能力を十分に発揮できる土壌がなければ、継続的に変革を起こすことは難しい。今回は企業変革を「やってみる」のではなく「やり切る」ための、そしてその姿勢が「ぶれない」ようにするための土壌づくりについて考えたい。

第7回
大企業のデジタル変革に必要な「新しい人材像」とは?
今回からは、企画を実行に移す、すなわち「やってみる」段階にフォーカスする。ここで最も重要なのは人材だ。デジタル領域において必要性が高まっているのはどのような人材か、どう獲得すればよいのか考えてみたい。

第6回
これまで大企業の変革を妨げる5つの要因について述べてきた。ここからは、当連載の表題でもある「企業変革のレシピ(処方箋)」に視点を移し、私がこれまでさまざまな企業変革を支援してきた経験をもとに、経営を担うトップ層や、それに準ずるリーダー層の方にとって重要だと考える4点に集約して述べていきたい。

第5回
ここまで、企業変革を阻害する要因として、人事組織、トップ層のデジタルリテラシー、短視眼点な経営やCEOの報酬体系について述べてきた。今回は5つ目の要因、引退を視野に入れた経営層の「逃げ切り思考」について考えたい。

第4回
大企業の変革をはばむ5つの要因のうち、今回は3つ目の要素、日本のトップ・リーダー層が陥りがちな「短視眼的な経営」と、その構造的要因でもある4つ目の「日本型CEOの低報酬、長期インセンティブ比率の低さ」について考えたい。

第3回
前回は、企業変革を一気にやり切れるかがコロナ後に生き残るためのカギであるという前提に立ち、企業変革を阻害する5つの要因のうち、トップ・リーダー層の頻繁な人事異動や縦割り組織について述べた。今回は2つ目の要素である、トップ・リーダー層のデジタルリテラシーの大切さについて考えたい。

第2回
今回のコロナ危機は企業のデジタル化を急速に進めつつある。ところで企業のデジタルイノベーションを阻害する原因として、大きく5点が挙げられる。今回は1つ目の原因として、「トップやトップ層がコロコロと変わる上に、組織が縦割りであること」を挙げたい。

第1回
日本企業の没落が言われて久しいが、元気な企業はまだまだ多い。変化に強い「変われる企業」は、たとえ不況になっても生き残ることができる。なぜ多くの企業が変われないのか、変わるために何をしなければいけないのか。変革を推進し続けられる企業に共通する特徴とは何か?

最終回
日本の大企業は危機的状況にあると、強く感じています。プロジェクトが人事異動、四半期や年次決算・予算の過程で止められる。時間にも結果にもコミットする決裁者や、プロジェクト・オーナーの不在。こうした状況にある限り、いつまで経っても再びグローバルの雄となることはないと考えます。

第13回
サンフランシスコを拠点とするベンチャーキャピタル・Scrum Ventures創業者兼ジェネラルパートナーの宮田拓弥氏との対談後編。AI時代に突入し、日本企業の強みや仕事のあり方がどう変わっていくのか、激論を交わしました。

第12回
今回は、サンフランシスコを拠点とするベンチャーキャピタル・Scrum Ventures創業者兼ジェネラルパートナーの宮田拓弥氏をお迎えし、日本におけるCVCの課題などについて、意見を聞きました。

第11回
各産業が大変革を余儀なくされている現在、新事業領域、とくにデジタルビジネスへの投資は、大企業が生き残り、成長する上で有効な手段となりつつあります。そのベンチャー投資を成功に導くための重要なポイントについて、BCGデジタルベンチャーズ(BCGDV)のメンバーである野田がお話しします。

第10回
中国はすでに世界有数のデジタル先進国であり、その先鋭的なサービスやビジネスモデルは、世界の各企業から注目を集めています。中国のデジタルビジネスの動向や、日本企業が中国でデジタルビジネスを行う意義などについてお話しします。

第9回
プロノバ代表取締役社長の岡島悦子さんとの対談後編。今回は、先進的な企業の後継者育成プランの秘訣やこれからの時代の人材育成、そしてデジタル・ネイティブでない世代の退職後の生き方までを語り合いました。
