窪田順生

ノンフィクションライター

くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。
著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。
新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。

NHKの理不尽を食い止める「Eテレ売却論」が、袋叩きにされる本末転倒
窪田順生
内閣官房参与の高橋洋一氏が週刊誌のインタビューなどで唱えた「Eテレ売却論」が、マスコミから叩かれている。議論の本質が歪められてしまったかのような報道も少なくない。NHK改革の必要性が取り沙汰されている中で、なぜこうしたことが起きるのか。
NHKの理不尽を食い止める「Eテレ売却論」が、袋叩きにされる本末転倒
ナイキのCMをアンチ派が叩けば叩くほど、同社の「得」になる理由
窪田順生
先日公開されたナイキの新CMが、議論を呼んでいる。いじめや差別を受けているとおぼしき子どもたちの姿を描いた内容のため、「日本社会のイメージが悪くなってしまう」というのだ。しかしこのCMからは、ナイキのリスクをとった周到な戦略が見て取れる。
ナイキのCMをアンチ派が叩けば叩くほど、同社の「得」になる理由
成長戦略会議での日商発言に感じる、「低賃金国家」日本の遠い夜明け
窪田順生
先日、政府の成長戦略会議の中で、日本商工会議所の三村明夫会頭の口から、耳を疑うようなダイナミックな「珍説」が飛び出した。その趣旨は、零細企業の衰退が地方衰退の背中を押しているというものだ。そこからは、日本の中小企業が抱える根深い課題が垣間見える。
成長戦略会議での日商発言に感じる、「低賃金国家」日本の遠い夜明け
ワイドショーの言い分「週刊誌の記事を鵜呑みにしない」の怪しい実態
窪田順生
近藤真彦さんの5年不倫が「文春砲」でスッパ抜かれたが、各局のワイドショーは揃いも揃ってスルー。その報道自粛ぶりは異様にさえ見える。ワイドショーがこぞってベッキーさんを叩いた、かつてのゲス不倫騒動と何が違うのか。背景にはメディアの深い病が見える。
ワイドショーの言い分「週刊誌の記事を鵜呑みにしない」の怪しい実態
米大統領選の「本当の惨めな敗者」が、トランプではなくマスコミである理由
窪田順生
米国大統領選で、いまだに負けを認めず抵抗を続けているトランプ大統領。一方、勝利宣言をしたバイデン氏も期待値だけが勝手に上がっており、足元は楽観できない。両者ドローの状況の中で、1人だけ明確に「惨めな敗者」がいる。それは他でもないマスコミだ。
米大統領選の「本当の惨めな敗者」が、トランプではなくマスコミである理由
タカラトミーにアツギ、企業SNSの「中の人」はなぜうっかり大炎上したか
窪田順生
タカラトミーやアツギなど、大企業っぽくないつぶやきで人気を博していた企業SNSの「中の人」が、相次いで大炎上している。なぜここにきて、「中の人」が次々と叩かれているのか。企業の炎上対策の専門家の目から、「中の人」たちが陥りがちな罠を分析する。
タカラトミーにアツギ、企業SNSの「中の人」はなぜうっかり大炎上したか
『鬼滅の刃』が日本人の心を揺さぶり、歴史的ヒットを続ける隠された理由
窪田順生
映画『鬼滅の刃』が歴代最速で興行収入100億円を突破した。これほどのヒットになったのは、「鬼退治」というシンプルなストーリーの中に、観た者が知らずに心を揺さぶられる要因が隠されているからだ。それは、日本人に根付く「悲しき人食い鬼」の記憶である。
『鬼滅の刃』が日本人の心を揺さぶり、歴史的ヒットを続ける隠された理由
「ハンコ警察」の大誤解、ムダな印鑑を一掃しても社会の効率は良くならない
窪田順生
脱ハンコに反対する者を「既得権益にしがみつく人」という構図で批判する、「ハンコ警察」ともいうべき人たちが増えている。しかし、ムダな印鑑を一掃しても、日本社会の効率は良くならない。日本のハンコ文化は、諸外国にはない根本的な問題を抱えているからだ。
「ハンコ警察」の大誤解、ムダな印鑑を一掃しても社会の効率は良くならない
中国人の「日本愛」を爆上げする、在日女性インフルエンサーの正体
窪田順生
自社ブランドを中国で浸透させたい日本企業の多くが、頼りにする女性がいる。日本在住のその女性は、「中国人ママインフルエンサー」として、日本の魅力を中国へ発信する絶大なパワーを持つ。インバウンド需要が消滅した日本にとって、何とも有難い女性の正体とは。
中国人の「日本愛」を爆上げする、在日女性インフルエンサーの正体
学術会議問題のズレた議論、「学問の自由が侵された」はなぜ無理筋か
窪田順生
日本学術会議が推薦した学者を、菅首相が任命拒否したことが大きな問題になっている。この騒動に乗じて、かなり無理筋な批判が繰り広げられている。それは、「学問の自由が侵害される」というものだ。よく考えるとこの問題、学問の自由には何の影響もないのではないか。
学術会議問題のズレた議論、「学問の自由が侵された」はなぜ無理筋か
2020年度上半期ベスト3
漫画「AKIRA」が新型コロナを予言!?ネット民が震える怖い噂の種明かし【2020年度上半期ベスト3】
窪田順生
SNSで大きな話題になっている「AKIRAの予言」――。80年代の漫画「AKIRA」には、東京五輪が2020年に開催されることはもちろん、伝染病が蔓延することや、日本がWHOから問題視されることなど、今の日本の状況が描かれているとしか思えない描写がいくつもあるのだ。なぜ「AKIRA」は未来を当てられたのか?その理由は、意外にも簡単に見つけられる。
漫画「AKIRA」が新型コロナを予言!?ネット民が震える怖い噂の種明かし【2020年度上半期ベスト3】
「終電繰り上げは身勝手」と怒る日本人こそ、身勝手だと感じてしまうワケ
窪田順生
JR東日本、西日本、さらには西武や京急という私鉄にまで広がってきた「終電繰り上げ」検討のトレンドに対して、不満を感じている人が多いようだ。しかし、それは筋違いというものだ。終電繰り上げに怒る人こそ身勝手だという理由を、日本の鉄道事情から考える。
「終電繰り上げは身勝手」と怒る日本人こそ、身勝手だと感じてしまうワケ
菅政権の「縦割り行政打破」は、大スベりする可能性が高い理由
窪田順生
菅政権の「縦割り行政打破」への国民の期待が高まっている。しかし残念ながら、この取り組みは大スベりしてしまう可能性が高い。縦割り行政というDNAは、いつの時代も脈々と受け継がれていくものだからだ。そうした背景にある「真の問題」とは何だろうか。
菅政権の「縦割り行政打破」は、大スベりする可能性が高い理由
「GoToの恩恵なし」の低価格ホテルが、菅首相の観光政策でさらに疲弊する理由
窪田順生
10月から東京も対象に含まれ、観光業が期待を寄せるGo Toトラベル。しかし、地方のビジネスホテルや低価格ホテルからは、「恩恵がない」と不満の声が上がる。さらに菅新政権が進める観光政策によっては、苦境に拍車がかかりそうだ。いったい何が起きているのか。
「GoToの恩恵なし」の低価格ホテルが、菅首相の観光政策でさらに疲弊する理由
つるの剛士さんも炎上、なぜ野菜・家畜泥棒で「外国人」が疑われるのか
窪田順生
俳優のつるの剛士さんが、自宅の畑で栽培しているパクチーの盗難被害を受け、その犯人を「外国人ではないか」とツイートしたことが、波紋を広げた。最近相次ぐ野菜・家畜泥棒については外国人犯行説も囁かれているが、そもそもなぜ外国人ばかりが疑われるのか。
つるの剛士さんも炎上、なぜ野菜・家畜泥棒で「外国人」が疑われるのか
大坂なおみさんの抗議にイラつく人たちの歪んだ「日本的プロ意識」
窪田順生
全米オープンに出場中の大坂なおみさんが、SNSで一部の人たちから叩かれている。黒人男性への発砲事件の抗議として、全米オープンの前哨戦となる試合をボイコットしたことなどが原因だ。バッシングの背景にある、「極めて日本人的」とも言える思考の病理を斬る。
大坂なおみさんの抗議にイラつく人たちの歪んだ「日本的プロ意識」
コロナより死者が多い「熱中症」で、経済活動を止めないのはなぜか
窪田順生
連日のように日本列島を襲う殺人的な暑さで、熱中症による死者が急増している。足もとに限ってみれば、コロナ以上に熱中症で多くの死者が出ている状況を、なぜ日本人は静観しているのか。背景には、「暑さ」に関する日本人の独特な価値観がありそうだ。
コロナより死者が多い「熱中症」で、経済活動を止めないのはなぜか
山下智久さんの「疑惑」を10日間放置した、ジャニーズ事務所に感じる不安
窪田順生
ジャニーズ事務所の人気アイドル・山下智久さんが、未成年の少女と飲酒をしたことが報じられ、芸能活動の自粛を発表した。不思議なのは、報道から山下さんの処分発表まで、10日間ものブランクがあったことだ。危機管理が厳しいジャニーズ事務所に、何があったのか。
山下智久さんの「疑惑」を10日間放置した、ジャニーズ事務所に感じる不安
いいことずくめの新型コロナ「指定感染症解除」に、厚労省が後ろ向きなワケ
窪田順生
感染急増による医療崩壊を避けるため、「新型コロナを指定感染症から外せ」という声が強まっている。しかし肝心の厚労省は、こうした世論に対して後ろ向きな姿勢を貫いているように見える。実はその頑なな姿勢は、彼らの生い立ちに深く関係しているのだ。
いいことずくめの新型コロナ「指定感染症解除」に、厚労省が後ろ向きなワケ
「うがい薬買い占め」で露呈する、日本の学校教育の致命的欠陥
窪田順生
吉村洋文・大阪府知事の発言を受け、にわかにうがい薬の買い占めが起きている。なぜこんな話を真に受けるのかと不思議に思う一方で、思い当たることもある。我々日本人が簡単に情報に操られる背景には、日本の学校教育の影響があるのではないか。
「うがい薬買い占め」で露呈する、日本の学校教育の致命的欠陥
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