先輩たちの例をよく見てほしい。
先ほどの、「ネタの切り口」を十分に練ったエントリーシートになっている。一見ほかの学生とあまり変わりのない経験であっても、自分の経験として、自分の言葉で、冷静かつ熱く、伝えている。
その「違い」はどこか。なぜ「自分には無理」と感じたのか。何度も読み込んで、気づいてほしい。感じてほしい。
そして、自分の思うままに書いたきみのエントリーシートを、もう一度、先輩たちの例を見ながら、分析してほしい。
・幼い表現になってはいないか
・情報と情熱のバランスはどうか
・切り口はどうか
こうして、先輩たちのエントリーシートを自分で考えながら見ることで、自身のエントリーシートも、グッと伝えるものに高めていける。
ファミレスのバイト、インターンシップ経験、環境問題に関する研究。これらの経験も、表現一つで印象は大きく違ってくる。逆に言えば、何も考えずにそのまま書いてしまって没個性に陥っているもったいない学生が多いのである。
1つ、超納得のいくエントリーシートが書ければ、2社目、2枚目以後はスムーズにいく。結果としてラクになる。
なぜなら、納得のいくエントリーシートは、そのまま面接でも通用するからだ。
あせって中途半端なものを書いてはダメ、仮に通過しても面接でアウトとならないためにも、今からしっかりと磨き上げてほしい。
次回は、よりアピールが高まる、エントリーシートでも面接でも使える法則について解説する(まとめ記事作成:編集部)。