先輩たちの例をよく見てほしい。
先ほどの、「ネタの切り口」を十分に練ったエントリーシートになっている。一見ほかの学生とあまり変わりのない経験であっても、自分の経験として、自分の言葉で、冷静かつ熱く、伝えている。
その「違い」はどこか。なぜ「自分には無理」と感じたのか。何度も読み込んで、気づいてほしい。感じてほしい。
そして、自分の思うままに書いたきみのエントリーシートを、もう一度、先輩たちの例を見ながら、分析してほしい。
・幼い表現になってはいないか
・情報と情熱のバランスはどうか
・切り口はどうか
こうして、先輩たちのエントリーシートを自分で考えながら見ることで、自身のエントリーシートも、グッと伝えるものに高めていける。
ファミレスのバイト、インターンシップ経験、環境問題に関する研究。これらの経験も、表現一つで印象は大きく違ってくる。逆に言えば、何も考えずにそのまま書いてしまって没個性に陥っているもったいない学生が多いのである。
1つ、超納得のいくエントリーシートが書ければ、2社目、2枚目以後はスムーズにいく。結果としてラクになる。
なぜなら、納得のいくエントリーシートは、そのまま面接でも通用するからだ。
あせって中途半端なものを書いてはダメ、仮に通過しても面接でアウトとならないためにも、今からしっかりと磨き上げてほしい。
次回は、よりアピールが高まる、エントリーシートでも面接でも使える法則について解説する(まとめ記事作成:編集部)。
3~5月のインターンシップ対策が、内定獲得の近道!
今まで1000人以上の就活生と向き合ってきた。
きみは、「自分はすごい人間じゃない。未来に希望を持ってもしょうがない。」と思っていないか?
結果的にすごい成果を出した学生も、就活を始めた当初は不安で自信がないということがほとんど。理想と現実にはギャップがあるものだ。誰しも課題を突き付けられる。
このとき感じる自信のなさや不安は、きみが成長するために不可欠なのだと忘れないでほしい。
大事なのは、その至らなさや不安に向き合い、成長しようと思えるかである。
では、理想と現実のギャップを埋められる人とそうでない人とでは何が違うのか。
結論は簡単だ。
行動したかどうか、もっと言うならば行動し続けたかどうか。その一点だ。
でも、一人でそれができる人はそういない。動き続けるには明確な目的意識と適切なサポートが必要だ。この本は、インターンという絶好の成長チャンスをサポートするために書いた。
ここできみに聞きたいことがある。
何のためにインターンシップに参加したいのか。
「内定のため?」
「将来の安定のため?」
「自分をすごい人だと思ってもらうため?」
いろいろな理由があるだろう。それは、すべて正しいかもしれない。
ただ、改めて考えてほしい。
「本当に手に入れたいものは何か? なぜそう思うのか?」
館長を務めるキャリアデザインスクール「我究館」では、毎年9割以上の学生が第一志望の企業から内定をもらう。多くの学生が自分の欲しいものを手に入れられるのはなぜか。
それは、深く自分と向き合い、本当に欲しいものを言葉にすることで、それを手に入れるための成長プロセスが明確になるからだ。
本当に欲しいもののために、もしくは絶対になりたくない姿にならないために、人は全力で動く。ゆえに、自らの本音に耳を傾け、進むべき方向を決めた人は強いし、輝き始める。
人にはそれぞれなりたい自分がある。きみの本音の思いを大切にしてほしい。
在学期間にコロナ禍で大きな影響を受け、やりたかったことの多くを諦めてしまったかもしれない。ただ、まだ時間はある。今まで我慢してきたことがあれば、インターンという機会を最大限活用して、取り戻しにいこう。
就職活動という未知のイベントを前に不安が大きいことはよくわかっている。
ただ、就職活動には正しい進め方がある。
そして、それは就職活動のみならず、きみがその後のキャリアを力強く歩んでいく中で必ず役に立つ。
就職活動において大事なインターン。
この本を読むことで全体像が理解でき、わからないことが解消できる。
自分の理想に向かって成長するためにぜひ活用してほしい。
『絶対内定』著者からのメッセージ
きみは内定しようとしていないか?
きみが目指すのは、数ヵ月後の内定ではない。
もっと先のきみの夢の実現と、
今日から納得のいく生き方の実現だ。
誰もが「内定」という目先の安心に心を奪われがち。
今こそ、度胸が問われている。
目先の安心に飛び込もうとするな。
相手に合わせることなく、会社に媚びることなく、
自分の人生にこだわろう。
内定することが目的ではない。手段にすぎない。一通過点でしかない。
「自分と向き合うこと」を通じて、
「自分にとってのなりたい自分」や「夢」を認識し、
それに向かって主体的に生きていくことこそが重要なのだ。
人生をトータルに見た時に、
自分にとっての幸せな生き方を深く考え、
スタートさせるキッカケをつかむ(=我究する)のに
最もベストなタイミングは、
学生社会から大人の社会への転機である
就職活動時、まさに今だと僕は思っている。
(絶対内定―自己分析とキャリアデザインの描き方より)
2025卒向けの最新版『絶対内定2025』2023年5月9日刊行予定!
就活本のベストセラー『絶対内定』シリーズとは?
シリーズ累計170万部突破! 15年連続大学生協売上第1位
大学生協 就活本ランキング<自己分析部門>
(2008年1月~2022年12月、大学生協事業連合調べ)
『絶対内定』が売れ続けている理由とは?
理由1.就活に初めて「自己分析」の概念を取り入れた本
就活に初めて自己分析の概念を取り入れた、就活本のバイブル。
ただ内定をとるためだけではなく、
●心から納得のいく進路が見つかる
●本当にやりたい仕事がわかる
(やりたいことに気づける)
●自分らしく働ける会社と出合える
●入社してから「こんなはずじゃなかった」と後悔しない
ための1冊であることが大きな特徴だ。
94のワークシートでやりたいことが明確になる。
理由2.多くの学生に支持されてきた、本質的な内容・就活の正解
多くの学生に支持され続ける一番の理由。それは、「本質的な内容」だから。
ブレない自己PRや志望動機を書ける学生は、人気・難関企業の内定を手にする。
そして、心から納得できる進路を見つけることができる。
不景気のときでも複数社の採用を勝ち取る。
『絶対内定』読者には業界を越えて10社以上内定をもらったという人や、トップ内定した人が多いのも特徴だ。
就活の準備には「正しいやり方(=効率のいい手順)」がある。
シリーズを読んでいけば、すべての就活における準備の「正しいやり方」がわかる。
理由3.のべ1万200人! 圧倒的な採用実績
現在もキャリアデザインスクール「我究館」では、
学生校(大学1年~大学院生)、社会人校で就職・転職指導をおこなっている。
その経験を活かしたノウハウが、『絶対内定』シリーズに詰まっている。
その数1万200人以上!
人気・難関企業への就職、ハーバード大など海外の大学への留学、
無名の大学から大手企業への内定実績など、幅広い採用実績がある。
理由4.採用担当者も読んでいる
今では就活で当たり前の「自己分析」だが、
20年以上前は、この本でしか紹介されていなかった。
現在の企業の採用担当者も、「学生時代に『絶対内定』の
ワークシートをやって内定した」という人が多い。
しかも、絶対内定のコンセプトは「トップ内定」。
その会社で活躍できる人を目指そうというもの。
よって、人事担当者や経営者に、かつての読者は多い。
先輩や内定者のみならず、採用担当者にも支持されているのだ。
『絶対内定』読者(学生)の声
『絶対内定』は就活のために読んだけれど、就活のためだけじゃなかった。
泣いた、感動した、友達と向き合ったという人も。
さっそく読者ハガキの声の一部を紹介します。
購入の際にいろいろな本を見たが、本書に対して最も説得力を感じたし、
ワークシートをやる意義も感じた。(R大・3年・男子)
読んでいて、自分のモチベーションが
少しずつ湧き上がってくるような気がした。
(T大・体育専門学群3年・男子)
「就職しないといけない」という気持ちが大きすぎて、
自分のしたいことや将来について
あまり考えられないままエントリーをしていたが、
この本を読んでそれは違うと気づきました。
あせらず自己分析をしていきます。
この本を手に取ってよかったと思います。
(A大・法学部3回生・女子)
語りかける感じで心に響きました!
就職後も夢に迷った時は繰り返し読み直したい。
(A大・工学研究科修士1年・男子)
この本は、自分がくじけそうな時、いつも助けてくれました。
理想論ではなく現実論での解説が良く、自分の心にしみわたった。
(J大・理工学部・男子)
本を読むのが苦手な私でも一気に読めました。
初めての面接でボロボロだったので、
先にこの本を読んでおけばよかったなぁと、後悔しています。
(M大・文学部3年・女子)