銀行の窓口では、こんなセリフを言ってみる!

 商品選びの参考材料を得るためには、
「この商品はどんな人に向いていますか?」
「手数料はほかの投信に比べてどうですか?」
「どんな要因で値動きしますか?」
「どの位の期間持って、どんなときに売ればいいですか?」
など。

 これらの質問をすることで、商品の特性がわかりますし、担当者がどの程度、商品について理解しているかも見えてきます。

 また金融機関はあくまで「売るのが仕事」ですから、商品を良く見せるためのデータを用意しています。投信には基準価額(投信の時価)の推移をグラフ化したものがありますが、値上がりしている期間だけのデータをみせられることも。その場合は、「過去10年間など、もっと長いデータをみせてください」と頼んでみましょう。

「あなたはご自身ではどんな商品に投資しているのですか?」と聞いてみるのも、巧い方法です。

 そして、いろいろ説明を受けたら、その場で結論を出さず、資料をもらって家に帰るのが理想。資料をじっくり読み込んでから、投資するかどうか、冷静に判断したいものです。

 ノーというのが苦手な人は、魔法の言葉があります。
「家族の者と相談して、また来ます」

 シングルの人も使ってください。この言葉を使うと、すっと席を立つことができます。

 本書には、今、ここで紹介したような言葉を集めた「窓口で使える言葉メモ」がついています。キリトリ線もついていているので、ぜひ活用してみてください。


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【連載目次】
第1回 お金のプロが語る! 投資で失敗する人に共通する、残念な5つの行動パターン

第2回 経済オンチでも大丈夫! 知っておけば投資の失敗が9割減る、たった3つの原則とは

第3回 「お任せ」は絶対ダメ! 10年前とは違う、今どきの銀行の「実態」を知っておく