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早寝早起きが糖尿病患者に良い理由

「早寝早起きは健康に良い」と古くから言われている。それを裏付ける科学的エビデンスが得られた。遅く寝て遅く起きる人よりも、早寝早起きの人の方が日常の身体活動量が多いという。血糖や体重の管理に身体活動が欠かせない糖尿病患者にとって、この知見の意味は小さくない。

 結果の詳細は、「BMJ Open Diabetes Research and Care」7月16日オンライン版に掲載された。論文の筆頭著者である英レスター大学のJoseph Henson氏は、「睡眠時間帯の身体活動への影響を理解することが、2型糖尿病患者の健康管理に役立つ可能性がある」と述べている。

 Henson氏らは、2型糖尿病患者635人に加速度センサーを装着して7日間生活してもらい、身体活動量や睡眠、座位行動などに充てている時間を計測。その結果と、質問票により把握した普段の就寝・起床時刻などとの関連を検討した。対象者の平均年齢は63.8±8.4歳で、女性が34.6%、BMI30.9±5.1、糖尿病罹病期間11±8年、HbA1c7.1±1.2%だった。