ダイヤモンド編集部の新・旧エネルギー担当記者における冬場の光熱費を比較すると大きな格差があった。家族構成や自宅間取りはほぼ同じにもかかわらずだ。特集『電力崩壊 業界新秩序』(全9回)の#4では、エネルギーの有効活用にも資する、旧担当記者の節約術を余すことなく伝授する。(ダイヤモンド編集部 土本匡孝)
電力会社も驚く
旧担当記者の光熱費
「え、その家族構成でその光熱費……?ちょっと使用状況をモニタリングさせてもらえませんか」
とある夜、電力業界関係者とダイヤモンド編集部の新・旧エネルギー担当記者の会食の席。その日最も場が盛り上がったのは旧エネルギー担当記者の光熱費の話題だった。電力業界関係者は冗談交じりに「モニタリングを」と提案した。
聞けば、新エネルギー担当記者(本稿執筆者、私)の光熱費と比べ、夏で数千円、冬では1万円以上も安かった。
両記者の年齢、家族構成、自宅間取りはほぼ同じ。旧エネルギー担当記者がドケチ生活をしているわけでもなく「生活の質は保たれている」と胸を張る。一方、私もド派手生活をしているわけでもない。付言すれば、わが家は「何も考えず必要なときに電気、ガスを使っている」だけだ。
次ページからは旧エネルギー担当記者の驚きの光熱費とガチ節約術を余すことなく伝える。