30分、早く起きる
「朝のゆとり」が人生を好転させる

 学生さんも、勤めに出る人も、たいていの人が口をそろえて「朝は忙しい」といいます。たしかに、やることはたくさんあるでしょう。お子さんのいる方なら、お弁当をつくったり、身支度を手伝ったり、なおさら忙しい。

 しかしその忙しさは、シンプルに、ちょっと早起きすれば解決するのではないでしょうか。出かける時刻から逆算して、ギリギリまで寝ているから、忙しなくなってしまう部分がありそうです。「1分を惜しんで寝たい」からかもしれません。

 その考えの逆をいきませんか? 「1分を惜しんで起きよう」と考えるのです。実際、「余裕を持って行動するためにはぐずぐず寝ている場合ではない」のですから。

 朝がバタバタになると、部屋や台所をぐちゃぐちゃにしたまま出かけたり、忘れ物をしたり、転んでケガをしたりなど、何かしらトラブルが起きるものです。

 いまより30分早く起きましょう。朝のバタバタが解消されるばかりか、心にも行動にも余裕が生まれます。静かな気持ちで朝を迎え、ゆとりを持って行動する。それができてはじめて、アクティブな一日のスタートが切れるのです。