JR東日本の在来線は
特急列車を中心にテコ入れ

 続いてJR東日本の在来線は特急列車を中心にテコ入れがなされる。高崎線特急はE257系車両が導入され、651系車両を置き換える。またこれまで朝夕の通勤時間帯は「スワローあかぎ」、その他時間帯は「あかぎ」、この他「草津」が運行されていたが、「あかぎ」に統一し、「草津」は「草津・四万」に改称する。

「スワローあかぎ」とは、「スワローサービス」を導入した「あかぎ」に付けられていた愛称で、従来の「あかぎ」とホームライナーを統合する形で2013年に新設された列車だ。「あかぎ」は自由席特急料金と指定席特急料金が別に設定されており、ホームライナーは定員制で整理券を発売していた。

 これに対して「スワローあかぎ」は独自の料金体系を持つ全車指定席の列車で、席を指定しない場合も料金は変わらない(座席未指定の場合は空いている座席を利用する)。この仕組みを朝の上り、夕夜間の下り列車に限定して適用していたのが「スワローサービス」だった。

 JR東日本は2015年3月以降、始発駅でないと自由席に座れないという不公平感を解消するため首都圏在来線特急に「新たな着席サービス」を順次導入している。指定席の仕組みや料金体系はスワローサービスと同じであり、いわばスワローサービスを全時間帯に拡大したものといえる。

 そこで今回のダイヤ改正を機に「あかぎ」も「新たな着席サービス」に統合されるというわけだ。なお現在「草津」には自由席の設定があるが、「草津・四万」は「新たな着席サービス」ではない全車指定席列車となる。

 この他、東京駅午後5時30分の特急「湘南1号」を増発。上野駅9時発「ひたち5号」を品川駅発に変更し、すべての「ひたち」が品川発着となる。また「ときわ」についても朝の上り4本と下り1本を柏駅に追加停車させ、通勤利用を喚起する。中央線でも新宿駅8時42分着の「かいじ2号」を東京駅8時57分(平日)着に変更するなど、朝、夕夜間の特急列車の改善が目立つ。