ひな人形を飾る日、しまう日を
「縁起」で先に決めよう
まずはっきりさせておきたいのが「いつやるか?」です。
ひな人形を「いつ出すか」「いつしまうか」がはっきりルール化されている家は少ないでしょう。期日が決まっていないものは、多忙な日常の中で「今日じゃなくてもいいか…」と先送りされがち。どれだけ収納が整っても、結果ギリギリまで手を付けない習慣は変わりません。
いつ飾るのか、いつしまうのかを先に決めましょう。
ひな人形を飾る日、しまう日に「この日でなければならない」という厳格な決まりはありませんが、暦の上では「ひな人形を飾るのにおすすめの日」があります。「立春以降」で「大安」、特に「雨水」の日(2月19日)が良いとされています。
そして、2023年はなんと雨水の2月19日(日)が大安で、この日曜日がチャンスです。今日の今日ではありますが、ぜひこのきっかけを利用してください。
なお、しまう時期は3月中、できるだけお天気の良い日を選ぶのがおすすめ。時期の目安としては、季節の節目を超える前の啓蟄(けいちつ、3月6日)頃に片づけるのが理想です。「ひな人形をしまうのが遅くなるとお嫁にいけなくなる」というのは「しつけ」の意味合いからできた迷信のようですが、ひな祭り以降は年度の切り替えにGWと行事が立て込んでいるので、早めにしまうに越したことはないでしょう。