3. スパイダーカール(A・B)× ドロップセット法
【A】ダンベルスパイダーカール(10~12レップ)
【B】ケーブルを使用してスパイダーカール(3~6レップ)
この最後のドロップセットのバリエーションは、「フルレンジモーション(可動域をフルに使った動き)が必ずしも難易度の高い上腕二頭筋のトレーニングというわけではない」ことを証明しています。調節可能なトレーニングベンチとダンセルセット、ケーブルマシンが必要になります。
完全な強度曲線を次のように考えてください。
標準的なダンベルカールは、下に行くほど難しく、90度を超えて上側にカールするにつれて、より簡単になります。もちろん、上腕二頭筋を可能な限り絞り込むことに取り組んでいますが、重力との戦いがなくなると、カールの難易度は少し低くなります。この動作は下側が難しく、上側が簡単です。
そこで、このドロップセットのケーブルを使用する部分が効果を発揮します。「A. ダンベルスパイダーカール」から始めて、「B. ケーブルを使用したカール」にシフトすることで、ダンベルを使用しているときとは逆に、より難易度の高い部分ができています。ケーブルを使って、カールが収縮のピークに近づくほど、より難しくなるのです。
「ダンベルスパイダーカール」は10~12レップ、「ケーブルを使用して」3~6レップを目標としてください。
まとめ:コツとアドバイス
繰り返しになりますが、何度も行う必要はありませんが、ドロップセット終了時には強烈なパンプアップが期待できます。
Source / Men’s Health US
Translation / Kazuhiro Uchida
※この翻訳は抄訳です。
Text by Jeff Tomko and Hikaru Sato