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なんでも否定してくる人
話をしていると、なんでもかんでも否定してくる人っていますよね。否定から入る人の口癖は、「いや」「でも」「だって」が定番です。
こちらが話しているのに、「いや」「でも」「だって」を使って、ダメな理由を並べ立ててきます。
アテクシ自身は、そういう人と基本的に話をしないようにしています。話をしなければならなくても、議論は一切しません。
否定することが潜在的欲求
なぜなら、そういう人は否定すること自体が潜在的な欲求になっているからです。
相手より上に立ちたい欲求が働いているケースもあるでしょう。どちらにしても話していて、いい気はしないんですよね。
話すたびになんだかんだと否定されると、嫌になりますからね。
嫌な気分になる話し方
そういう人は「自分の話を聞いてもらいたい」という欲求も強いので、相手の気持ちに配慮できない。相手の話題よりも自分の話題を優先する傾向もあるので、話していて疲れるんです。
たとえば、なにか新しくチャレンジしてみたいことがあるとします。そのことをそんな相手に話しても、否定されることが多いです。
ダメな理由はいくらでも言えますから、「いや」「でも」「だって」と、水をさされて嫌な気分になっておしまいです。
「なんでも否定してくる人」の対処法
否定的なことを言われたときの対処法は、「じゃあ、どうしたらいいと思う?」と問いただしてみることです。
とりあえず否定することが無意識の目的になっていることが多いので、代替案がないのです。だから、相手の否定が一時ストップします。
もし代替案が出てきたら、そこで発展的な話ができるようになりますから、その場合は話を続ければいいでしょう。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 40代を後悔せず生きる言葉』(ダイヤモンド社)の著者が日々お届けする“心のサプリメント”です。