4年ぶりに開催された
芝園団地の祭りの様子は……
8月19日、コロナの影響で4年ぶりの開催となった芝園団地の夏祭りを訪れてみた。ところが、プログラムには、中国人住民が主となる出番がない。
第40回 芝園ふるさと祭り(芝園団地商店会広場)
14時から14時10分 開会式
14時10分から14時半 芝園太鼓
14時半から16時 自治会大抽選会
16時15分から16時45分 ブロゴ大宮(サンバ)
17時から17時45分 工藤慎太郎コンサート
18時から18時45分 蕨市邦楽舞踊連盟(日本舞踊)
19時から20時 盆踊り
19時から20時 盆踊り休憩時に芝園太鼓
14時から14時10分 開会式
14時10分から14時半 芝園太鼓
14時半から16時 自治会大抽選会
16時15分から16時45分 ブロゴ大宮(サンバ)
17時から17時45分 工藤慎太郎コンサート
18時から18時45分 蕨市邦楽舞踊連盟(日本舞踊)
19時から20時 盆踊り
19時から20時 盆踊り休憩時に芝園太鼓
団地の自治会が運営の主体で、高齢化と成り手が少なく、夏祭りの開催自体が危ぶまれていると聞く。前は大きな盆踊りのやぐらが建っていたが、今回はサイズもコンパクトになっていた。

実は町内会・自治会は日本独自のシステムで、海外ではなかなか理解されない存在だ。元々は町内などの区域で、その区域に住む者の地縁に基づいて形成された団体となる。区域の住民相互の連絡、環境の整備、集会施設の維持管理など、地域社会の共同活動を行っている。例えば、地域の運動会やお祭り、清掃や防災活動などを通じて、近隣住民の間での親睦をはかっている。
その半面、運営に関する会費の徴収や会合への参加があり、ゴミ収集場所での清掃作業が当番制である場合が多い。ただし、任意団体なので、暮らしていても参加は義務ではない。そのため、日本国内でも都市部では参加率が下がっており、住民の一部に負担がかかっている状態だ。
筆者は町内会での子ども会、青少年リーダーの経験があった。また、区内全体の祭典イベントで実行委員長も担ったことがある。以前は海外に出張する仕事が多く、現在の販促イベントのコンサルタントとしての立場から、活性化を提案してみたい。