儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#予告Photo:Grafner/gettyimages

いよいよ儲かる農業が実現するフェーズに入った。「台頭する豪農」と「欧米のテクノロジー」と「陰の仕掛け人」が“令和の農業維新”というムーブメントを起こしている。他方、農業を牛耳ってきた旧来勢力である農協と農水省は、存在意義を問われる“緊急事態”となっている。特集『儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態』では、5月7日(火)から22日(水)までの全17回の連載で、農業の新旧交代に、総力取材で迫った。

#1 5月7日(火)配信
過去最多207農協が赤字転落!JA赤字危険度ランキング2024【全国ワースト489・完全版】3位JA京都、9位北群渋川、1位は?

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#1Photo:Caspar Benson/gettyimages

 JAグループに絶望感が漂い始めている。減収減益が続く縮小再生産から抜け出せなくなっているのだ。ダイヤモンド編集部の独自試算で、全国の農協が5年後に合計1700億円の減益ショックに見舞われ、過去最多となる207農協が赤字に転落することが分かった。現状を打開する成長戦略を持っている農協はごくわずかだ。消滅危機の農協を、財務データを基に明らかにする。

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#2 5月7日(火)配信
すき家のゼンショー、豊田通商も乗った「令和の農業維新」コメ500万トン輸出の野望、生産費はキロ65円!

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#2写真提供:トゥリーアンドノーフチャンネル(YouTube内)

 令和の“農業維新”が始まった。幕末の志士役は豪農となったコメ農家たち、黒船役は、欧米発のテクノロジーだ。農業を牛耳ってきたJA全農や農協は置き去りにされつつある。大政奉還は、すぐそこまで来ている。農業の主役交代の最前線に迫った。

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#3 5月8日(水)配信
【JA支持率ランキング・全国118組合】農家から高評価の農協9位なすの、8位ふらの、3位上伊那、2位北魚沼、1位は?

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#3Photo:Olga Shumytskaya/gettyimages

 旧態依然としたイメージがあるJAグループの中にも、時代の変化を捉えて、成長戦略を描いている農協は存在する。生き残る農協はどこなのか。ダイヤモンド編集部は、農家1230人が決める「JA支持率ランキング」を作成した。農家の意見と財務データから、農家を結集させる力がある優良農協を選定した。

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#4 5月9日(木)配信
【農家が注目する企業ランキング】5位クボタ、3位イオン、1位NTTが見せた本気度!品種開発からイチゴ生産まで

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#4Photo by Hirobumi Senbongi

 大企業の農業参入といえば、ビジネスの常識を教えてやろうという“上から目線”で、農家から不評を買うことが多かった。しかし、近年は、有力農家とタッグを組んで本気の農業革命に挑む企業が出てきている。「農家が注目する『農業参入企業』ランキング」と、「農家が決める『農業プラットフォーマー』ランキング」を公開する。

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#5 5月10日(金)配信
「消える農協」はどこだ?人材流出深刻度1位JA木曽、共済減益ワースト4位JA愛知北、同1位は長野県のあの農協

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#5Photo:Darren Robb/gettyimages

 農協職員が共済などの過大なノルマ推進を苦に離職するケースが増えている。ダイヤモンド編集部は、JA人材流出深刻度ランキングと、共済事業激減JAランキングを作成した。両ランキングから、消滅危機にある農協をあぶり出す。

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#6 5月11日(土)配信
農水省の次期事務次官は「改革派」からの転向組か、農家からの農水省支持率は「20%」の低迷続く

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#6Photo by H.S.

 農水省が、農業法人などから存在意義を問われる事態となっている。農協改革や農業の産業化に逆行しかねない農政の“憲法”改正に、批判の目が向けられているのだ。農水省の次期事務次官を大胆に予想するとともに、同省が改革路線に戻れるかどうかに迫る。

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#7 5月12日(日)配信
農家が判定「使える・使えない農業ツール選手権」高評価1位は三菱商事出資の農業アプリ、NTTやタイミーが急上昇

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#7Photo:Nora Carol Photography/gettyimages

 ダイヤモンド編集部の恒例企画、農家が選ぶ「使える&期待外れ」ツールランキングを発表する。今年は人手不足を解消するためのアルバイト募集サービスや、経営と環境保護を両立するためのツールが順位を急上昇させた。有力農家が、儲かる農業を実現するために活用しているツールを大公開する。

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#8 5月13日(月)配信
【有力農家が選ぶカリスマ農家ランキング】2位久松農園は「弱者の戦略」の希望の星、5位寺坂農園、1位は?

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#8

 有力農家1230人による投票で決まる「カリスマ農家」のランキングを今年もお届けする。農業が激変期を迎えていることを象徴するように、新星が続々と誕生している。未来の農家のモデルとなるカリスマ農家に、儲かる秘訣を明かしてもらった。

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#9 5月14日(火)配信
【企業を倒産させた農協・漁協ランキング】協同組合の融資は意外と冷淡?4位JAあいち知多、2位JA香川県、1位は?

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#9Photo by Takeshi Kubota

 深刻な経営不振に陥った農業者や企業が倒産するのか、それともしないのか。その際に、重要な鍵を握るのがメインバンクだ。ダイヤモンド編集部は、農協や漁協、その上部団体の金融機関が、これまでどれだけメインの融資先を倒産させてきたのかを独自に調べ、「企業を倒産させた農協・漁協ランキング」を作成した。

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#10 5月15日(水)配信
【中小キラリ農家ランキング・ベスト20】収益性16位は日本郵政のトマト農場、9位は大和証券子会社のパプリカ

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#10写真:日本郵便

 ダイヤモンド編集部の恒例企画「中小キラリ農家ベスト20」は、担い手農家アンケート回答者の経営データを、面積当たりの収益性に着目して評価したものだ。今年は大和証券子会社や日本郵便など大企業の農場がランクインした。農業ビジネスを検討している企業などの参考になるポイント満載のランキングをお届けする。

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#11 5月16日(木)配信
【価格が転嫁できた農産物の販売先ランキング】食べチョク、ポケマルの黄金時代を脅かす「新星」は?

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#11Photo by H.S.

 農家が、生産コストの上昇分を価格転嫁できる“売り先”はどこなのか。担い手農家アンケートの1230人の回答から、値上げ可能な「儲かる販路」に迫った。産直ECの黄金時代を脅かす新たな販路とは。

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#12 5月17日(金)配信
【レジェンド農家ランキング・ベスト20】「時給2500円」は当たり前!5位グリンリーフ・野菜くらぶ、2位サラダボウル、1位は?

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#12写真:舞台ファーム

 ピンチはチャンス。この言葉が、いま最も当てはまるのが農業だ。離農した農家の農地が、若い経営者に集まっているのだ。儲かる農業の体現者である大規模な「レジェンド農家」のベスト20を今年も発表する。急成長する農家の驚異の“賃上げ力”をご覧あれ。

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#13 5月18日(土)配信
【レジェンド農家2位】リンゴ輸出最大手、急成長の(株)日本農業は革新技術をキウイ生産でも展開

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#13写真:日本農業

 ダイヤモンド編集部が選定するレジェンド農家ベスト20で2位となった日本農業は、リンゴやキウイの「輸出」をテコにして急成長している。売上高は4年間で5倍に増やすことを見込む。同社の強みに迫った。

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#14 5月19日(日)配信
【レジェンド農家5位】技術・データ・カイゼンで稼ぐ果実堂、コンサル売上高は今期8億円に拡大

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#14Photo by Reiji Murai

 ダイヤモンド編集部が選定するレジェンド農家ベスト20で5位となった果実堂(熊本県益城町)には、国内出荷量トップのベビーリーフに加え、もう一つの成長事業がある。それは、農業法人では珍しいコンサルティング事業だ。果実堂のコンサル事業の成功の秘密に迫る。

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#15 5月20日(月)配信
【中小キラリ農家2位】広告業から農業に進出したエスアンドエムは「働きやすさ」と「高収益」を両立

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#15Photo by H.S.

 ダイヤモンド編集部が選定する中小キラリ農家ベスト20で2位に輝いたのが、群馬県前橋市でミツバを生産するエスアンドエムだ。重労働をせず、余裕のあるときはしっかり休む――そんな、人に優しい働き方と高収益を両立しているエスアンドエムの儲かる農業の秘訣とは。

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#16 5月21日(火)配信
【中小キラリ農家3位】SNSビジネスを拡大するミヤハラ農園「ライブ動画」で躍進する脱サラ農家

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#16Photo by R.M.

 ダイヤモンド編集部が選定する中小キラリ農家ベスト20で3位となったのが、佐賀県武雄市で発芽ニンニクのサプリメントを生産するミヤハラ農園だ。SNSを駆使してサプリメントの固定ファンをつくる、新しい産直ECの在り方とは。

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#17 5月22日(水)配信
【中小キラリ農家7位】香川・さぬき有機は「有機農業版SPA」で利益率27%、自社物流も構築

儲かる農業2024 JA農水省は緊急事態#17Photo by Masahiro Shimizu

 ダイヤモンド編集部が選定する中小キラリ農家ベスト20で7位に食い込んだのが、香川県坂出市の、さぬき有機だ。同社の利益率は27%であり、同ベスト20に入った売上高1億円超の農家の中で最も高収益だ。なぜ補助金に頼らず、この利益水準に達しているのか。同社の儲かる秘訣である「有機農業版SPA(製造小売業)」とは何かに迫った。

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