「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

認知症になりにくい生活習慣Photo: Adobe Stock

40代の過ごし方が分かれ道になる!?

 40代といえば、仕事も楽しくなってきて、まだまだ人生これから。「認知症」なんて、まだ先の話だと思われている方も多いでしょう。

 認知症は、脳にアミロイドβという不要なタンパク質がたまることが原因と考えられています。このアミロイドβは、認知症の症状が実際に現れる20年以上も前から、脳に溜まり始めていると考えられています。

 つまり、何十年という生活習慣が脳に影響を与え、知らず知らずのうちに認知症を発症、症状が出てからではもう手遅れ!そんな状態になる前に、40代のうちから、認知症を予防していきましょう。

習慣1.質の高い睡眠時間が取れている

 まず、毎日十分な睡眠時間が取れているのか、考えてみましょう。平日と休日で、睡眠時間があまりに異なる場合は、日頃の睡眠時間が不足してるかも。知らず知らずのうちに、アミロイドβが脳内に蓄積し、20年後に認知症を発症するかも、なんてことにならないように、睡眠習慣を整えていきましょう。寝る前はスマホを触らない、朝は日光を浴びるようにする、寝室の気温や湿度を寝やすい設定にするなど、質の高い睡眠時間が取れるよう意識してみてください。

習慣2.週2回以上の運動習慣がある

 高齢者に多いロコモティブシンドローム。これは、筋肉や関節が衰え、運動しづらい状態です。この状態になってしまうと、思ったより動けない、動いたら痛いと言って、さらに動かなくなり、家に閉じこもり、社会的な交流の機会がなくなります。もうこれは、認知症へ後一歩の状態。40代は、まだまだ大丈夫と思われるかもしれません。動けなくなってから運動習慣を身につけることは、それこそかなり大変。うまく動かせなかったり、どこかが痛かったりで、運動することが難しく感じます。まだまだ大丈夫と感じる今からこそ、運動習慣をつけておくことが大切なのです。

 まずは、一駅分歩いてみたり、休日に散歩がてらウォーキングしてみたり、なるべく階段を使うようにしてみたり、すぐできることから始めてみましょう。

習慣3.料理をすることが好き

 一番の認知症予防の習慣は、日常的に脳を使うこと。「まず献立を考える」「必要な材料をそろえる」「作るときの段取りを工夫する」「味付けする」「お皿に綺麗に盛り付ける」「使ったものを洗って片付ける」。少し書き出しただけでも、料理はたくさんの工程があることがわかりますよね。それぞれの工程で脳を使って考えるので、料理は最も身近な認知症予防と言えます。

 普段、料理をする習慣がない方は、休日から始めてみることをオススメします。高齢になってからでは、新しいことにも慣れにくいので、今から始めてみてくださいね。

 いかがでしたでしょうか。認知症は、発症してからではもう手遅れ。40代のうちから、予防習慣を身につけることができるかが、大切です。まずは、今すぐできることから、手軽に始めてみましょう。

『1分間瞬読ドリル』は、9種類の脳トレ問題が掲載されており、あなたのお好きな問題が見つかります。毎日たった1分取り組むだけで構わないので、とっても手軽に始めることができる認知症予防。子どもからご年配の方まで楽しめるので、みんなでワイワイしながら脳トレしてみてくださいね。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。