【1分読み切り】ふと心配事が頭に浮かんで、不安に苛まれる……そんな行為は一切不要なんです。
誰しも悩みや不安は尽きない。寝る前にイヤなことを思い出して、眠れなくなるなんてことも……。そんなときの助けになるのが、『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)だ。ゲイのカミングアウト、パートナーとの死別、うつ病の発症……苦しんだ末にたどり着いた、自分らしさに裏づけられた説得力ある言葉。心が落ち込んだとき、そっと優しい言葉を授けてくれる“言葉の精神安定剤”で、気分はスッキリ、今日一日がラクになる!
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。
「心配」はまったく不要な行為
今日は「心配は一切不要」というお話をしたいと思います。
心配をあまりしなくていい、減らそうというのではなく、もっと極端に、心配をするという行為自体がまったく不要だということです。
なぜかというと、心配して何か行動を変えられるのであれば、それでいいのですが、行動を変えた時点で、その心配は不要になります。ですから、ひたすら心配するという作業は必要ないのです。
心配してもしょうがないワケ
たとえば、「今日は雨が降るかもしれない」と心配して、傘を持って出かけたとしましょう。傘を持っていく時点で、その心配は不要になるので、それ以上考える必要はありませんよね。
しかし、雨が降りそうだと思ったのに、傘を持って出なかったとしましょう。心配になりますが、心配していてもどうにもなりません。
途中で雨が降ってきたら、コンビニで傘を買えばいいだけです。たいして降らなければ、なんとか目的地に駆け込めばいいわけです。結局、そのときに起きた状況で、判断していけばいいのです。
何かが起きたときに対処すればいい
これは傘の話に限らず、全般的に言えることです。物事を心配しても、結果が変わらなければ、心配する必要はありません。
どうしても、心配してしまう人もいるかもしれません。しかし、基本的に心配は一切せずに、起きたときにどうするか、それだけを考えればいいのです。
物ごとは、基本的にPDCAサイクル(Plan・Do・Check・Action)で進みます。計画を立て、実行し、評価して、改善するという流れです。
このサイクルに「心配する」という過程は1つもありません。つまり、心配は不要なのです。
行き当たりばったりでも大丈夫
心配すると何が起きるかというと、ただ不安になるだけです。不安を生み出すだけでは、意味がありません。やはり、うまくいかなかったら、そのときにやり方を変えればいいのです。
心配するということは、ある意味で“頭がお暇”になっている状況ともいえます。何もしていないのに、気持ちだけネガティブになっているのと変わりません。
だから、もしみなさんが何か心配事があっても、それによって何かできるわけでなければ、行き当たりばったりでなんとかなります。ぜひ「心配ご無用」と自分に言い聞かせてみてください。
※本稿は『精神科医Tomyが教える 30代を悩まず生きる言葉』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。