【1分読み切り】自分が悪いわけでもないのに、口癖のように「すみません」「ごめんなさん」と言っていませんか?
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自分がわるくないのに「すみません」
今日は「謝るのは自分が本当に悪いと思えるときだけ」というテーマについてお話ししたいと思います。
ありがちなのは、自分は悪くないのに、あたかも人間関係の潤滑油であるかのように「すみません」「ごめんなさい」を連発するケースです。
少し気まずくなりそうなときに、つい無意識に、口癖のように謝ってしまう人が少なくないのですが、この使い方はあまりよくありません。
立場が対等でなくなる
たしかに、謝ることで相手の機嫌をとることはできるかもしれません。しかし、ちょっとした問題が起きたときにアナタが謝るという相手との関係性ができあがってしまい、立場が対等でなくなるのです。
その点をきちんと認識して、自分が何か悪いことをしたと本当に思えるときにのみ謝るようにするべきです。
なにも悪いことをしていないのに、「すみません」「ごめんなさい」を連発していると、自分の言動が媚びた感じになり、軽く見られてしまう傾向もあります。これは、お互いのことを考えると決してよいことではないのです。
むやみにペコペコしない
また、ときには気まずい雰囲気のままにしておくほうがよい場合もあるものです。むやみにペコペコしてしまうと、その場は収まるかもしれませんが、相手はそれが当たり前の関係性として認識してしまいます。
しかし、対等な関係性を前提にして、自分は悪いことをしていないと思って謝らず、その場はモヤモヤとした状態で終わらせたとしても、相手のほうがしばらくして「自分が悪かったな」と考え直すことだってあるのです。
不自然な関係性を続けない
そして、次に会ったときには「ちょっと気まずくさせてしまってごめんね」なんて言ってくれるかもしれません。これにより、その相手との関係性がより深まり、不自然な関係性が続かずに済むのです。
むやみに謝るのはよくありません。適切なときに適切な謝罪をすることが、健全な人間関係を築くうえでとても重要なのです。