ダイヤモンド社の書籍の読者から頂戴した感想文から、あのベストセラーがどんな読まれ方をしているのか探ってみようという本企画。今回は、国内300万部を突破した大ベストセラー『嫌われる勇気』を取り上げます!(ダイヤモンド社書籍オンライン編集部)
『嫌われる勇気』
読者から届いた反響とは?
ジークムント・フロイト、カール・グスタフ・ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称されるアルフレッド・アドラー。彼の思想を凝縮した「アドラー心理学」の入門書として2013年末に刊行されたのが、今回取り上げる『嫌われる勇気』です。
発売から10年以上を経た今もベストセラーとして読み継がれ、ついに国内300万部を突破しました。
著者2人による『嫌われる勇気』の解説記事3部作はこちら!
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「人生を一変させる劇薬」とも言われるその内容は、多くの読者に衝撃を与え、対人関係や人生観に大きな影響を及ぼしています。そこで、まずは読者が『嫌われる勇気』を読んだ中で最もいいと感じたところ、心に残った言葉からご紹介したいと思います。
書籍内のごく一部やワンフレーズですが、10年以上にわたって多くの読者の心を揺さぶり続けてきた理由の一端が、ここからだけでも十分伝わってくるはずです。
『嫌われる勇気』の中で
心に残った言葉とは?
(10代・男性)
(30代)
(20代・女性)
(40代・男性)
(10代・男性)
(20代・男性)
「仕事の本質は、他者への貢献」(P.236)。長い目でみると、人への貢献はいずれ自分に戻ってくると思っているため。
(50代・男性)
「人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那」(P.266)という文が心に残りました。
(20代・男性)
それぞれの言葉の正確な意味や意図については、ぜひ書籍を読んでご自身の中に落とし込んでほしいところですが、ここでご紹介した言葉だけでも、すさまじいパワーを感じた人が多いのではないでしょうか?
では続いて、『嫌われる勇気』を読んで読者が何を感じたのかが分かる感想をピックアップしてみましょう!