口内炎が治らない人が気づかずにやっている「NGな食べ方」とは?写真はイメージです Photo:PIXTA

治るまでの1~2週間は、痛みからの不快感が続く「口内炎」。食事にも支障をきたすので、一刻も早くなくなってほしい!今回は、できてしまった時の対策や、できないために日頃から気をつけたいことを、食の観点からお伝えします。(管理栄養士 岡田明子)

ストレスや過労などで
免疫が落ちた時は要注意

 口内炎は、口の中の粘膜や舌に起こる炎症の総称です。粘膜や舌が赤くただれたり、周囲が赤い白っぽい潰瘍ができるのが一般的な症状。皆さんも一度は経験したことがあるのではないでしょうか。小さいくても痛みは強く、食事のたびに食べ物がしみます。

 主な原因は、歯磨きの際に粘膜を損傷してしまったり、食べている最中に口の中を誤って噛んでしまったり、熱いものでやけどをしたりすることで、粘膜が傷つくこと。また、偏食によって栄養が不足したり、ストレスや過労、風邪などで免疫が落ちた時に発生することもあります。

 通常、1〜2週間は口の中に居座る口内炎ですが、早く治すためには皮膚や粘膜に関わる栄養素を摂取することが重要なポイントです。