ひとりメーカーなら「好き」も「悩み」もお金に変えられるひとりメーカーの醍醐味は、「こんな商品あったらいいな」「誰かつくってくれないかな」という夢を自分で叶えられること、そしてできたものを売ることで「こんなの待ってた!」と、あなたのアイデアが世の中に受け入れられること(写真はイメージです) Photo:PIXTA

皆さんは「こんな商品があったらいいのに…」、「モノづくりに興味がある」、「時間や場所に縛られず働きたい」と思ったことはありませんか?思ったことがある方はもしかしたら「ひとりメーカー」という新しい働き方が合うかもしれません。今回はマツイシンジ氏の新刊『「ひとりメーカー」の教科書』(青春出版社刊)から、「ひとりメーカー」という働き方について、抜粋して紹介します。

「ひとりメーカー」って何ですか?

 時間や場所に縛られずに働けて、特別なスキルや資金がなくても始められ、継続的に稼いでいける。しかも、自分の経験を活かしたり、「こんな商品があったらいいな」というアイデアをかたちにしたりして世の中に出すこともできる。

 それが「ひとりメーカー」という仕事です。

 ひとりメーカーとは言葉通り、「ひとりでメーカー業」を行う仕事。実際に私もひとりメーカーとして独立し、年商2億円の会社を経営しています。

「え、ひとりでメーカーをやるの?それって物理的に無理じゃない?」「自分で物をつくって自分で売るって、めちゃくちゃ大変そうなんだけど…」

 そう思われた方もいるかもしれませんね。

 メーカーの仕事といえば、

 <商品の企画を立てる>、<材料の仕入れ先や工場を探し、商品をつくる>、<商品を宣伝し、認知してもらう>、<お店などで商品を売り、売り上げを立てる>と、広範囲にわたります。

「これ全部をひとりでやるなんて無理無理!」と思う方がいても当然です。

 でも、心配ありません。さまざまなインフラが整った現代では、これを「ひとり」で行うこともできるのです。